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大浦一志── 雲仙普賢岳/記憶の地層
本展は、本学共通絵画研究室で絵画表現を通し美術・デザインにおける「造形の基礎とは何か」を考える実技授業に長年携わってきた大浦一志(おおうら・かずし)の退任記念展です。
1991年6月3日に発生し、多くの人命を奪った長崎県雲仙普賢岳の大火砕流。この自然災害によって殉職した新聞記者のカメラに残った1枚の写真に突き動かされ、大浦は30年にわたり被災地域と東京を往還し、灰土に埋もれた民家跡から被災物を掘り起こし、噴火後の自然を記録し続けてきました。自身の身体を通して「自然の脅威と人間の営み」に向き合う、大浦のフィールドワークを紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- 大浦一志── 雲仙普賢岳/記憶の地層
- 開催期間
- 2023年9月4日~10月1日 終了しました
- 開館時間
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11:00~19:00
(土・日曜日、祝日は10:00~17:00)
- 休館日
- 水曜日
- 入館料
無料
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