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角川武蔵野ミュージアムコレクション展
髙山辰雄—15㎝×15㎝の宇宙—
髙山辰雄は、伝統的な日本画の技法を用いて作品を制作し、それが国内外で高く評価されている日本画家です。日本画壇の最高峰まで登り詰めた髙山は、常に人間とは何かを問い続け、目の前にあるものと真摯に向き合い描いてきました。
公益財団法人 角川文化振興財団と髙山のつながりは深く、株式会社KADOKAWA本社エントランスでの作品展示や画文集の出版をするなど、生前からの親交がありました。そのため、当館では貴重な髙山作品を数多く収蔵しています。
今回は、その中から画業の転換期ともなった初期作品《裸婦》(1948年)をはじめ、女性美の集大成ともいえる《青衣の少女》(1984年)など、髙山の代表作品を公開します。
展示の中心となるのは1987年~1999年の13年間、毎月1枚ずつ描き続けた『文藝春秋』の表紙絵156枚です。15㎝×15㎝の表紙絵には、春夏秋冬を繰り返す小さな宇宙が広がっています。そこには移ろいゆき、循環していく自然や人間の姿が描かれています。
髙山が見ていた景色を追体感することで、自然や宇宙とつながったこの世界を見つめ直すきっかけとなる展示になっています。
Event Information
- 展覧会名
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角川武蔵野ミュージアムコレクション展
髙山辰雄—15㎝×15㎝の宇宙—
- 開催期間
- 2023年12月2日~2024年4月8日 終了しました
- 開館時間
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10:00~18:00
※金・土曜は~21:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
- 入館料
一般(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円
- チケット購入
- チケット購入はこちら
Venue Information
- 主催
- 角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
- 関連イベント
●スペシャル・クロストーク
「追想・髙山辰雄 動く風景をめぐって」
日本画家・土屋禮一氏と泉屋博古館東京 館長・野地耕一郎氏をゲストに迎え、髙山の絵や彼がまだ生きていた頃のお話から日本画の発展についてなど、対談形式でのトークイベントを開催します。
日時:2024年1月27日(土) 14:00~15:30
場所:角川武蔵野ミュージアム 4Fレクチャールーム
参加費:無料
定員:40名(先着順)●ワークショップ
「武蔵野を水墨画で描く」
髙山は晩年、筆と墨壺を組み合わせた携帯用筆記用具「矢立て」を使って身近な風景をスケッチしていました。水墨画家・足立正平氏を講師に迎え、武蔵野の春を「墨」でスケッチするワークショップを2回開催します。
日時:2024年3月30日(土) ①10:30~12:30 ②14:00~16:00
場所:角川武蔵野ミュージアム 4Fレクチャールーム
参加費:各回 2,000円
定員:各回 20名(先着順)
※関連イベントの詳細および申し込みは、展覧会公式サイトでご確認ください。