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長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや
長坂真護(ながさか・まご)は1984年生まれ、福井県出身。幼少期から絵を描くことが好きだった長坂は、2009年、自ら経営する会社が倒産したことを契機に、新宿の路上で絵を描き始めます。その後NYやパリなど世界16カ国を回りながら、独学で水墨画や西洋美術と現代美術を組み合わせた作品を発表します。2017年6月、偶然目にした報道写真をきっかけに単身、”世界最大級の電子機器の墓場”と呼ばれるガーナのスラム街・アグボグブロシー地区を訪問します。このスラム街で長坂は、有毒ガスを吸いながら日本を含む先進国が投棄した電子廃棄物を燃やし、生計を立てる若者の姿に衝撃を受けます。そこで「我々の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っている」という不条理な現状を先進国に伝えることを決意。電子廃棄物を用いたアート作品を制作し、その売上の一部で、現地へガスマスクの提供や子供たちが無料で通える学校、また新たな経済・社会を創出するため、スラム街初の文化施設を設立しました。「サスティナブル・キャピタリズム」(持続可能な資本主義)を目指す長坂の活動や、廃材を用いた独創的な作品は国内外で評判となり、各地で個展が開催され、近年注目を集めるアーティストです。
本展は、自身初となる美術館での個展開催となり、電子機器廃棄物を使用した作品のほか、世界平和への願いを込めたさまざまな作品を展覧します。また展示した作品のオンライン販売を行い、売上の一部をガーナの支援へつなげる試みを実施します。
Event Information
- 展覧会名
- 長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや
- 開催期間
- 2022年9月10日~11月6日 終了しました
- 開館時間
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10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 入館料
【当日券】
一般¥1,400、高校・大学生・専門学校生¥1,000、小・中学生¥600
※未就学児は入場無料。
※小学生以下は、保護者同伴でのご入場をお願いします。
※学生券でご入場の場合は、学生証の提示をお願いいたします。(小学生は除く)
※本券は、会期中1枚につき1名様1回限り有効です。再入場はできません。
※障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名様まで入館無料となります。ご来館の際、会場入口スタッフへお声がけください。
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Venue Information
- 会場
- 上野の森美術館
- 主催
- フジテレビジョン、上野の森美術館