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ふたり 矢部太郎展
「ありのまま生きる」。そう肯定してくれるのがお笑い芸人のカラテカ矢部太郎の漫画です。優しいまなざしと穏やかな表現が、多くの読者を励ましてきました。
絵本・紙芝居作家 やべみつのりを父にもち、子どもの頃から絵を書くことが好きだった矢部。芸人として磨いた観察眼と、力の抜けた絵と言葉で、大切なことをシンプルに伝えています。上品で聡明なかわいらしい大家さんを描いたフィクション『大家さんと僕』では、血縁や友情、愛情を超えた人と人のあり方、日常を通じて気づいた大切なことを描き、笑いと涙を誘いました。続く『ぼくのお父さん』(新潮社)では絵本作家の父と自身との日々を、現在も連載中の『楽屋のトナくん』(講談社)では動物園の楽屋で出番を待つ動物たちを描いています。認知症専門医・長谷川嘉哉の原案をマンガ化した『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)やエッセイ漫画『プレゼントと僕』(『週刊新潮』で連載)でも、その温かなまなざしや絵、言葉にますます磨きがかかっています。
展覧会は、読者はもちろんのこと、変化が激しい現代社会に疲れてしまった人、静かにひたむきに頑張る人、どんな人も優しく包み込みます。展覧会で読む物語を通して、心が少し軽くなったり、嬉しい気持ちになったり。日常の喧噪から離れ、来場されたひとりひとりが矢部と「ふたり」で対峙しながら、物語の作品世界を見て、感じられる展覧会です。
Event Information
- 展覧会名
- ふたり 矢部太郎展
- 開催期間
- 2024年4月24日~7月7日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~17:00
※土日祝は10:00~18:00
※いずれも入場は閉場の30分前まで
- 休館日
- 会期中無休
- 入館料
一般 1,800円、大学生1,200円、高校生 1,000円、中・小学生 600円、未就学児無料
※当日券で入場できます。土日祝および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)がおすすめです。
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Venue Information
- 会場
- PLAY! MUSEUM
- 主催
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