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カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園
ヴェネツィア生まれの建築家カルロ・スカルパ(1906-78)の人物像は、日本の建築、文化、文学、歴史、伝統と深く結びついています。実際、スカルパは1969年と1978年に日本を訪れました。一方で、イタリアの建築文化とも強い結びつきを保ち続けました。
本展では、スカルパの作品のなかから、写真家関谷正昭(1942-2002)が撮影したクエリーニ・スタンパーリア財団の庭園とサン・ヴィート・ディ・アルティーヴォレ(トレヴィーゾ)にあるブリオン家の墓の写真40点あまりを展示します。これらの写真には、スカルパがどのように空間を捉え、素材や色彩、模様など細部にいたるまで重視していたかが表現されています。また、スカルパによるブリオン家の墓の設計スケッチや1969年にスカルパが京都で撮影した庭園の写真30点もあわせて展示します。
これらの作品を通して、庭園空間に対するスカルパの独自の考え方や建築手法、日本との深い繋がりの一端をご覧いただけることでしょう。
Event Information
- 展覧会名
- カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園
- 開催期間
- 2024年6月21日~9月5日 終了しました
- 開館時間
-
10:30~13:00
13:30~17:30
- 休館日
-
月曜日, 日曜日 ※ただし7月15日は開室
8月8日~19日
- 入館料
無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- イタリア文化会館
- 主催
- イタリア文化会館