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企画展「美麗なるほとけ-館蔵仏教絵画名品展-」
現在、7600件を超える根津美術館の収蔵品の中には、仏教美術作品が数多く含まれています。コレクションの基礎を築いた初代根津嘉一郎(1860~1940)が無神論的思想の広がりを憂いて、その晩年に仏教思想の教導のため無宗派寺院の建立を目指したことなども大きく影響して、仏像・仏画・仏具・写経など、その総数は900件以上を数えます。
そのうち約200件を占めているのが平安から江戸時代に至る絵画作品で、しかもそのジャンルは密教系、釈迦・浄土信仰系、仏伝、絵伝、縁起絵、垂迹画、禅宗系、宋元や朝鮮半島からの請来仏画など、多岐にわたっています。これらの仏画コレクションは、日本の私立美術館の中では最高レベルといってよい質と量を誇っており、なかには国宝「那智瀧図」のように日本美術史上に輝く名品も含まれています。
本展覧会には、当館が所蔵する仏画の中でも特に美麗な名品や、希少性が高い作例などにしぼった、国宝・重文計18件を含む約40件、いわばコレクションの粋を展示いたします。この貴重な機会に、仏画の華やかさや多彩な表現をぜひともご堪能ください。
Event Information
- 展覧会名
- 企画展「美麗なるほとけ-館蔵仏教絵画名品展-」
- 開催期間
- 2024年7月27日~8月25日 終了しました
- 開館時間
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10:00~17:00
※入館は16:30まで
- 休館日
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月曜日 ※ただし、8月12日は開館し、翌8月13日休館。
- 入館料
【オンライン日時指定予約】
一般1300円、学生1000円
*障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
(予約の方を優先してご案内いたします。当日券の方はお待ちいただくことがあります。混雑状況によっては当日券を販売しないことがあります。)
・2024年7月23日より根津美術館ホームページで予約を受け付けます。
・予約は1グループ10名まで。
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 根津美術館