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開館35周年記念企画展

金子兜太展 しかし日暮れを急がない

金子兜太「春落日しかし日暮れを急がない」色紙
『両神』(1995年 立風書房)所収

金子兜太 筆 「秩父俳句道場」の会場に掲げた看板
「秩父俳句道場」は、兜太を中心とする「海程」同人たちの鍛錬句会。1979年から2017年まで続いた。

金子兜太「彎曲し火傷し爆心地のマラソン」色紙 
『金子兜太句集』(1961年 風発行所)に、日本銀行長崎支店勤務しているときの作。

金子兜太(かねことうた 1919~2018 埼玉県生まれ)は、前衛俳句、社会性俳句の中心的存在として戦後を代表する俳人です。生まれ育った秩父への思いや、小林一茶への共感などを根底に創作活動を繰り広げました。太平洋戦争中、海軍主計中尉として赴任したトラック島(現チューク諸島)での戦場体験から、反戦への思いを晩年まで持ち続けました。
本展では、その生涯と作品の魅力を紹介し、今日における“俳人兜太”の意義を探っていきます。

Event Information

展覧会名
開館35周年記念企画展
金子兜太展 しかし日暮れを急がない
開催期間
2024年9月14日~11月24日
開館時間
09:00~17:00
(入室は16:30まで)
休館日
月曜日 (月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、その翌日が休館)
入館料

一般:600円(480円)、大学生:400円(320円)
*( )内は20名以上の団体料金、前売券、県内宿泊者割引料金
*高校生以下の児童・生徒、県内65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
*障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
*前売券は当館受付で9月13日(金)まで販売
*11月20日(水)県民の日はどなたでも無料

公式サイト
https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/
お問い合わせ

055-235-8080

Venue Information

会場
山梨県立文学館
主催
山梨県立文学館