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酒呑童子ビギンズ
酒呑童子は、日本で最も名高い鬼です。平安時代、都で貴族の娘や財宝を次々に略奪していた酒呑童子が武将・源頼光とその家来によって退治される物語は、14世紀以前に成立し、やがて絵画や能などの題材になって広く普及しました。なかでも、サントリー美術館が所蔵する重要文化財・狩野元信筆「酒伝童子絵巻」(以下、サントリー本)は、後世に大きな影響を与えた室町時代の古例として有名です。本展では、解体修理を終えたサントリー本を大公開するとともに、酒呑童子にまつわる二つの《はじまり》を紹介します。
酒呑童子の住処といえば、物語によって丹波国大江山、あるいは近江国伊吹山として描かれ、サントリー本は伊吹山系最古の絵巻として知られます。以降、このサントリー本が《図様のはじまり》となり、江戸時代を通して何百という模本や類本が作られました。
さらに近年注目されるのは、サントリー本とほぼ同じ内容を含みながらも、酒呑童子の生い立ち、すなわち《鬼のはじまり》を大胆に描き加える絵巻が相次いで発見されていることです。
本展では、これらの《はじまり》に焦点をあて、絵画と演劇(能)の関連にもふれながら、酒呑童子絵巻の知られざる歴史と多様な展開をたどります。現代のマンガやアニメにも息づく、日本人が古来より親しんできた鬼退治の物語をお楽しみください。
*酒呑童子は、酒伝、酒顛、酒典、酒天とも表記されます。本展では、作品名は基本的に題箋の表記を尊重し、物語や鬼の汎称として「酒呑」の語を用いています。
※作品保護のため、会期中展示替を行います。
Event Information
- 展覧会名
- 酒呑童子ビギンズ
- 開催期間
- 2025年4月29日~6月15日
- 開館時間
-
10:00~18:00
※金曜日および5月3日~5日、6月14日は20:00まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
- 休館日
-
火曜日 (4月29日、5月6日、6月10日は18:00まで開館)
- 入館料
当日券:一般1,700円、大学生1,200円、高校生1,000円
前売券:一般1,500円、大学生1,000円、高校生800円
※中学生以下無料
※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
※前売券の販売は2月15日~4月28日まで
※サントリー美術館受付での前売券販売は2月15日~4月13日の開館日のみ
【割引】
・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
・ 団体割引:20名以上の団体は100円割引
※割引適用は一種類まで(他の割引との併用不可)
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- サントリー美術館
- 主催
- サントリー美術館
Ticket Present
本展のチケットを「2組4名様」にプレゼント!
〆切は2025年5月6日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。