これから開催

北欧の神秘 ―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画

エドヴァルド・ムンク《フィヨルドの冬》1915年
油彩・カンヴァス ノルウェー国立美術館
Photo:Nasjonalmuseet/Børre Høstland

エドヴァルド・ムンク《ベランダにて》1902年
油彩・カンヴァス ノルウェー国立美術館
Photo:Nasjonalmuseet/Børre Høstland

ニコライ・アストルプ《ユルステルの春の夜》1926年
油彩・カンヴァス ノルウェー国立美術館
Photo:Nasjonalmuseet/Frode Larsen

ヨセフ・アラネン《レンミンカイネンと牛飼い》
1919-1920年 テンペラ・カンヴァス 
フィランド国立アテネウム美術館
Photo:Finlands Nationalgalleri / Jenni Nurminen

ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン《イルマタル》
1860年 油彩・カンヴァス 
フィンランド国立アテネウム美術館
Photo:Finlands Nationalgalleri / Hannu Aaltonen

19世紀以降、北欧では独自の芸術が開花します。それまでフランスやドイツの美術を範に取っていた画家たちは、自国の風土や文化、歴史に関心を寄せるようになり、氷河と森が織りなす固有の風景や、古くから伝わる神話・民間伝承が、絵画主題として人気を博しました。とくに世紀転換期の1900年頃は北欧美術の「黄金期」と呼ばれ、ノルウェーのエドヴァルド・ムンクやフィンランドのガッレン=カッレラなど、後に西洋美術史に名を連ねる画家たちが活躍しました。

本展は、日本では目にすることの少ないノルウェー、スウェーデン、フィンランドの絵画が一堂に会する貴重な機会です。ノルウェー国立美術館、スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館が所蔵する47作家、約70点の作品を通して、「自然」「神話・お伽話」「都市」というテーマを軸に、19世紀後半から20世紀前半に描かれた北欧絵画の魅力をひも解きます。

Event Information

展覧会名
北欧の神秘 ―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
開催期間
2025年2月1日~3月26日
開館時間
10:00~19:00
(展示室入場は閉館の30分前まで)
入館料

一般 1,400(1,200)円、大高生・70歳以上 1,000(800)円、中学生以下無料
【お得な一般前売ペアチケット】2枚1組 2,200円

※( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金
※障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料
■前売券・前売ペアチケット:12月13日(金)から1月31日(金)まで販売

公式サイト
https://shizubi.jp/
お問い合わせ

054-273-1515(代表)

Venue Information

会場
静岡市美術館
主催
静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、Daiichi-TV