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MONDO 映画ポスターアートの最前線

『ブルース・ブラザース』(1980年/アメリカ/ジョン・ランディス監督)
ポスター:オリー・モス(2010年) MONDO所蔵

『GODZILLA ゴジラ』(2014年/アメリカ/ギャレス・エドワーズ監督)
ポスター:ファントム・シティ・クリエイティヴ(2013年) MONDO所蔵

『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980年/アメリカ/アーヴィン・カーシュナー監督)
ポスター:タイラー・スタウト(2010年) MONDO所蔵

『ブレックファスト・クラブ』(1985年/アメリカ/ジョン・ヒューズ監督)
ポスター:マット・テイラー(2015年) MONDO所蔵

一世紀以上にわたって映画宣伝の核となってきたポスター――それは時代や地域によってスタイルを変えながら、映画館に向かう私たちの心を絶えず躍らせてきました。現代では広報メディアの主軸はインターネットに移りつつありますが、 今世紀に入って、宣伝という枠にとらわれない、アートフォームとしての映画ポスター復権の動きも生まれています。

その最先端にいるのが、アメリカはテキサス州オースティンを本拠地に、鋭い感性を持つデザイナーやイラストレーターに委嘱、旧作・新作映画の垣根を超えたオリジナル・ポスターを生み出しているMONDO(モンド)です。2004年に映画館「アラモ・ドラフトハウス」系列のTシャツ店として生まれ、映画のサウンドトラックやオブジェなども制作してきましたが、何よりも、スクリーンプリント技法で印刷される限定版の映画ポスターはオンラインショップを通じて各国に熱狂的なファンを獲得しています。

国立映画アーカイブと京都国立近代美術館が協働して開催する映画ポスター展第9弾となる本展では、このアート集団自身の提供による無声映画から最新作までのポスター71点を展示します。映画作品のエッセンスを活かしながらも、あくまでアーティストの作風が尊重されるMONDOの作品は一様ではありません。ぜひ、宣伝とは一線を画した“オルタナティブ・ポスター”の世界を、豊かな質感をたたえた実物のポスターでご確認ください。

Event Information

展覧会名
MONDO 映画ポスターアートの最前線
開催期間
2021年12月7日~2022年3月27日 終了しました
開館時間
11:00~18:30
毎月末金曜日は11:00~20:00
※いずれも入室は閉室の30分前まで
休館日
月曜日
12月28日(火)~1月2日(日)、3月8日(火)~3月13日(日)
入館料

一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*国立映画アーカイブの上映観覧券(観覧後の半券可)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。

公式サイト
https://www.nfaj.go.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

会場
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
主催
国立映画アーカイブ、京都国立近代美術館
チケットプレゼント

本展のチケットを5組10名様にプレゼント!

〆切は2022年1月31日まで。応募はこちら

※当選は発送をもって代えさせていただきます。