これから開催
世界の絵本画家たちがつなぐ「へいわ」
安曇野ちひろ美術館が所蔵する世界の絵本画家の作品を、画家の背景や平和への思いとともに展示します。「へいわ」ってなんだろう?と考えながらコレクションを見ると、新たな発見があるでしょう。
6歳のとき移り住んだドイツで第二次世界大戦を経験したエリック・カール(アメリカ)のように、戦争の記憶を直接は描かずとも、子どもたちの自由で想像力豊かな心を守るために絵本を描く画家たちがいます。また、ウェン・シュウ(コスタリカ)の『ナディとシャオラン』では、中国の切り絵とパナマのモラ刺繍を組み合わせた色鮮やかな場面が描かれ、多文化共生・異文化理解のすばらしさが感じられます。伊藤秀男(日本)の『けんかのきもち』(ポプラ社)には、けんかし仲直りを受け入れるまでの少年の細やかな心理が描かれ、人とわかりあうためのヒントを与えてくれます。
戦争を知り平和を学ぶのは、ときにはつらく苦しいこともあるかもしれません。ですが、絵本は平和へのヒントを、さまざまな方法で私たちに届けてくれます。
現代までつないできた世界の絵本画家たちの平和への思いとともに、戦後80年のいま、平和とはなにかを見つめ直してみませんか?
Event Information
- 展覧会名
- 世界の絵本画家たちがつなぐ「へいわ」
- 開催期間
- 2025年3月1日~6月1日
- 開館時間
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10:00~17:00
※GW(4/26~5/6)は9:00~17:00
- 休館日
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水曜日 (祝休日は開館、翌平日休館)
※GW(4/26~5/6)は無休
- 入館料
大人1200円/18歳以下・高校生以下無料
団体(有料入館者15名以上)、65歳以上、学生の方、18歳以下の子どもに同伴する保護者(子ども1名につき2名まで)は900円/障がい者手帳ご提示の方とその介添えの方(1名)は無料
【年間パスポート】3000円
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 安曇野ちひろ美術館
- 主催
- ちひろ美術館