これから開催
なつやすみ所蔵企画 えともじ展 文字で読み解く美術の世界
絵画や彫刻などの美術作品の中には、漢字やひらがな、アルファベットといったさまざまな文字を見つけることができます。画中のモティーフとして登場する街角のポスターや書籍、コラージュされた印刷物、歌仙絵に記された歌、陶作品の文字模様など、作品の中の文字はテーマや舞台、モティーフの意味について、私たちの想像力をかきたてます。また、絵の片隅やカンヴァスの裏に書かれた画家の個性豊かなサインや数字、保管箱の箱書きは、作者や時代、伝来などの貴重な情報を伝え、その字には画家や所蔵者といった作品にかかわる人々の思いまで表れているかのようです。
この展覧会では、絵画、彫刻、工芸など文字に焦点を当てて選んだメナード美術館のコレクション約70点に加えて、箱や軸などの付属品を交え、展示します。美術を取り巻くさまざまな文字から、コレクションを読み解きます。
[一部展示替えがあります]
前期展示:7月8日-8月17日 後期展示:8月19日-9月23日
Event Information
- 展覧会名
- なつやすみ所蔵企画 えともじ展 文字で読み解く美術の世界
- 開催期間
- 2025年7月8日~9月23日
- 開館時間
-
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
-
月曜日 (ただし7月21日、8月11日、9月15日、9月22日は開館)、7月22日・8月12日・9月16日(火)
- 入館料
一般 1,000円 (800円)
高大生 600円 (500円)
小中生 300円 (250円)
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
※ 障害者手帳(ミライロID可)、被爆者健康手帳、戦傷病者手帳、特定医療費受給者証をお持ちの方および同行者1名は無料。入館時に受付でご提示ください。
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- メナード美術館
- 主催
- メナード美術館、中日新聞社
- 併催
追悼展示「今井龍満 Ryuma IMAI」
会期 2025年7月8日(火)- 9月23日(火・祝)
〈概要〉
「偶然を生きるものたち」をテーマに動物を描いた今井龍満。精力的に活動を展開する中、2025年2月に48歳の若さで急逝しました。
メナード美術館で2023年夏に開催した個展は、今井にとってはじめての本格的な個展で、ゆれる線と鮮明な色彩による表情豊かな動物たちが、多くの人々を魅了しました。
このたび、同館所蔵品から今井が描いた動物たち約15点と個展の際に彼が選んだ西洋絵画3点を展示し、画家・今井龍満を偲びます。