これから開催
滋賀県立陶芸の森開設35周年記念 特別展
民藝から関係へ-コミュニティデザインの視点から-
民藝運動の中心メンバーのひとり、河井寛次郎(1890-1966)は晩年、【民藝】の思想を基盤に新たな表現を切り拓きました。
当時の京都市五条坂では、「四耕会」や八木一夫(1918-1979)らが結成した「走泥社」など、【前衛】陶芸の動きも活発化し、多様な価値観が交差していきました。また、1990年代以降には、非日常的な出会いや協働を契機とする【関係】を通じたモノつくりのかたちが模索されます。
【民藝】の誕生から100年、本展では、産地や社会に根ざしたものづくりを再評価するという視点で、ゲストキュレーターにコミュニティデザイナー山崎亮を迎えました。山崎氏は、陶芸という営みに多様な人々が関わることで、地域と社会に新たな関係性が育まれることに注目しています。そうした視点から、近現代の歩みを再考し、これからの陶芸の可能性を探ります。
Event Information
- 展覧会名
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滋賀県立陶芸の森開設35周年記念 特別展
民藝から関係へ-コミュニティデザインの視点から-
- 開催期間
- 2025年7月19日~9月28日
- 開館時間
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09:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
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月曜日 (7月21日・8月11日・9月15日は開館し、翌日振替休館)
- 入館料
一般900円(720円)、大学生720円(570円)、高校生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金
- 公式サイト
- https://www.sccp.jp/
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 滋賀県立陶芸の森 陶芸館
- 主催
- 滋賀県立陶芸の森