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初期写真資料でひも解く 着こなしの変遷

-幕末・明治の女性の和装

紺繻子地立木雀模様振袖 明治時代(19世紀)

薄浅葱綸子地菊立木模様振袖 明治時代(19世紀)

黒縮緬地菊唐草模様着物 明治時代(19世紀)

和装の着こなしは、江戸時代に様式が確立し、明治時代に多様な展開を見せました。本展は、初期写真資料から当時の和装の着こなしの再現を試みる初めての企画です。

幕末期(1853~1868年)、開港によって欧米との交流が飛躍的に深まり、日本社会に西洋文化の波が一気に押し寄せました。洋装もそのひとつであり、女性の和装もその影響を受け、華やかな時代を迎えます。現代の和装のイメージは、戦後、西洋へのカウンターカルチャーとして定型化されていったものですが、幕末・明治期の着こなしは、女性の新たな自己表現として、さまざまな姿を見せていたのです。

本展では、幕末に流入した写真や文献を参照しながら、当時の着物や帯を使って着こなしを再現します。丸紅コレクションが有する豊富な着物と、丸紅が取り組む染織研究が実現した「100年前の着こなし」をお楽しみください。

Event Information

展覧会名
初期写真資料でひも解く 着こなしの変遷
-幕末・明治の女性の和装
開催期間
2025年12月2日~2026年1月24日
開館時間
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
日曜日、祝日、年末年始:12月26日 ~ 1月3日
入館料

一般500円(高校生以下無料)

公式サイト
https://www.marubeni.com/gallery/
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Venue Information

会場
丸紅ギャラリー
主催
丸紅ギャラリー