これから開催

ねり美・ふる文コラボ企画

もっと 浮世絵で行こ! 幕末明治の暮らし、娯楽、事件…

渓斎英泉《江戸町一丁目 和泉屋内泉寿 しかの かのこ》文政前期(1820)頃 大判錦絵 練馬区立石神井公園ふるさと文化館蔵

歌川国芳《大願成就有ヶ瀧縞 金太郎 鯉つかみ》弘化2年(1845)頃 大判錦絵 練馬区立石神井公園ふるさと文化館蔵

歌川芳藤《五拾三次之内猫之怪》嘉永3年(1850)頃 大判錦絵 練馬区立石神井公園ふるさと文化館蔵

小林清親《高輪牛町朧月景》明治12年(1879) 大判錦絵 練馬区立美術館蔵

小林清親《アラビアンナイト 宮殿》大正元~4年(1912~15) 水彩、紙 練馬区立美術館蔵

練馬区立美術館(ねり美)と練馬区立石神井公園ふるさと文化館(ふる文)はいずれも区立の ミュージアムですが、収蔵品や展覧会の性格の違いから、これまで、共同企画を開催することは ありませんでした。そこで、この度、“浮世絵”という、それぞれが共に収蔵する作品群で 初のコラボ展示が実現します。

ふるさと文化館では上石神井村の名主で、代々この地域の名士であった栗原家に伝わった 幕末の浮世絵130点余を収蔵しています。役者絵をはじめ、美人画、風景画、戯画など多岐に わたっています。これに加え、練馬の歴史に関連する浮世絵資料も併せて収蔵しています。

一方、練馬区立美術館は2015年に「没後100年 小林清親展-文明開化の光と影を見つめて」を開催。最後の浮世絵師と呼ばれる小林清親の大回顧展となりました。また、その時に紹介できなかった作品を中心に2021年「収蔵作品による 小林清親【増補】サプリメント」を開催しました。 この二つの展覧会をきっかけに明治期の浮世絵作品が美術館に集まってきました。

2025年はNHK大河ドラマ「べらぼう」人気で各地の美術館・博物館は浮世絵展で大賑わいでした。2026年1月、年を越してもまだまだ浮世絵で行きましょ!

Event Information

展覧会名
ねり美・ふる文コラボ企画
もっと 浮世絵で行こ! 幕末明治の暮らし、娯楽、事件…
開催期間
2026年1月25日~3月8日
開館時間
09:00~18:00
休館日
月曜日 ※ただし2月23日は開館、2月24日(火)は休館
入館料

無料

公式サイト
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202511091762668548
お問い合わせ
・展示に関するお問い合わせ 練馬区立美術館 03-3577-1821
・アクセスに関するお問い合わせ 練馬区立石神井公園ふるさと文化館 03-3996-4060

Venue Information

会場
練馬区立 石神井公園ふるさと文化館
主催
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、練馬区立石神井公園ふるさと文化館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
関連イベント①

講演会「浮世絵にみる歌舞伎役者-ブロマイドとしての魅力-」
日 時:2月22日(日)14:00~15:30
講 師:藤澤 茜(神奈川大学国際日本学部准教授)
定 員:60名
参 加 費:無料
会 場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館 1階多目的会議室
申込方法:イベント申込フォーム、または往復はがきにてお申込みください。
詳細は、練馬区立美術館ホームページにてご確認ください

関連イベント②

ワークショップ「木版摺でうちわを作ろう」
内 容:伝統工芸品、丸亀うちわに浮世絵と同じ技法で木版多色摺をほどこしていきます。
日 時:3月1日(日)14:00~16:00
講 師:高橋 由貴子(高橋工房)
定 員:20名
参 加 費:1,500円
会 場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館 1階会議室2
申込方法:イベント申込フォーム、または往復はがきにてお申込みください。
詳細は、練馬区立美術館ホームページにてご確認ください。

関連イベント③

学芸員によるギャラリートーク
日 時:2月8日(日)、2月25日(水)各回14:00から(30分程度)
参 加 費:無料
会 場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館 2階企画展示室
申込方法:申し込み不要、直接会場にお集まりください。