これから開催
弘法大師生誕1250年記念
特別展「空海と真言の名宝」
真言宗各派総大本山会(各山会)は、真言宗の十八本山で構成されています。2023年に真言宗の宗祖・弘法大師空海の生誕1250年を迎えたのを記念し、各山会加盟の各宗派の本山が総力を挙げて展覧会を開催します。
真言宗各派総大本山会は、毎年、真言宗最高の儀式とも言われる後七日御修法(ごしちにちみしほ)の大阿闍梨(だいあじゃり)を、所属する十八本山の管長・山主の中から選出し、執行します。この大阿闍梨が、その年の真言宗長者を務めるのが慣例です。
本展覧会は、各派の壁を超えた真言宗十八本山および関係寺院が所蔵する国宝・重要文化財を多数含む寺宝が一堂に会する展覧会です。
教科書でおなじみの国宝「信貴山縁起絵巻」(奈良・朝護孫子寺蔵)をはじめとする名品の数々、各山会の紐帯となる後七日御修法に関連して、国宝「十二天像」(奈良・西大寺蔵)や重要文化財「聖観音菩薩・梵天・帝釈天立像(二間観音)」(京都・教王護国寺[東寺]蔵)などの寺宝が出品されるほか、秘仏開帳をテーマに「弘法大師坐像」(和歌山・金剛峯寺蔵)や重要文化財「十一面観音菩薩立像」(三重・観菩提寺蔵)、重要文化財「如意輪観音菩薩坐像」(大阪・大門寺蔵)といった、普段は目にすることのできない各地の秘仏が並ぶのも見どころです。
真言宗各派十八本山が誇る選りすぐりの寺宝を、「空海」「後七日御修法」「十八本山」「秘仏」といったテーマでご堪能いただくことで、弘法大師空海の教えが日本全国に広く浸透し、その教えを守り伝え続けた1200年もの長きにわたる歴史を実感できる展覧会です。
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
Event Information
- 展覧会名
-
弘法大師生誕1250年記念
特別展「空海と真言の名宝」
- 開催期間
- 2026年7月14日~9月6日
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 東京国立博物館 平成館
- 主催
- 東京国立博物館、真言宗各派総大本山会、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション