これから開催

町田市立国際版画美術館所蔵

長谷川潔展 ―― パリに生きた銅版画家の軌跡

長谷川潔《時 静物画》
1969年、メゾチント
町田市立国際版画美術館蔵

長谷川潔《思想の生れる時》
1925年、ドライポイント、手彩色(雁皮紙刷り)
町田市立国際版画美術館蔵

長谷川潔《二つのアネモネ》
1934年、アクアチント
町田市立国際版画美術館蔵

長谷川潔《オランジュと葡萄》
1932年、メゾチント
町田市立国際版画美術館蔵

長谷川潔
『竹取物語』《「貴公子たちの求婚」の章 挿絵》
1927-34年(1934年刊)
エングレーヴィング、ドライポイント
町田市立国際版画美術館

日本を代表する版画家 長谷川潔(1891-1980)は第一次世界大戦後に単身渡仏し、同地で生涯を終えました。失われつつあった銅版画の古典技法マニエール・ノワール(メゾチント)を独自の形で復興させ、版画の歴史に大きな足跡を残し、またエングレーヴィング、アクアチントなど様々な技法を探求しました。モノクロームで表現された深遠な精神世界は、今なお多くの人を惹きつけています。

長谷川の作品は日本の版画界に大きな影響を与えましたが、彼の活躍の舞台はやはりパリでした。1920 年代から版画家としての才能を発揮した長谷川は、まもなくフォーヴの画家・版画家デュフィに見いだされ、マティス、ピカソ、シャガールら名だたる画家が名を連ねる「独立画家= 版画家協会」に加わりました。またフランスの人々に日本の版画を紹介することにも尽力した長谷川は、日本の古典文学にエングレーヴィングのイラストレーションを添えた挿絵本『竹取物語』を手がけています。

本展では、長谷川に影響を与えた19 世紀以前の版画や、パリで交流した同時代画家の作品とともに、町田市立国際版画美術館が所蔵する日本有数の長谷川潔作品コレクションを中心に初期から晩年に至る名品を展覧します。(出品作品はおよそ130点)

展示室では、身近な物を描きながら、無限の奥行きを感じさせる作品に出会えるでしょう。そこには、深く沈む黒とやわらかに澄んだ白とが静かにひびき合っています。その前に立つとき、見えるものは一つではないのかもしれません。見つめるまなざしにだけ、ひらかれるものがあります。ぜひ会場で作品と向き合ってください。

Event Information

展覧会名
町田市立国際版画美術館所蔵
長谷川潔展 ―― パリに生きた銅版画家の軌跡
開催期間
2026年7月11日~9月23日
開館時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
*8月7日、9月4日、9月18日、9月19日は夜間開館を実施致します。20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館日
水曜日 (ただし9月23日は開館)、8月10日~14日
入館料

一般:1,200(1,000)円 / 65歳以上:1,100(900)円 / 大学生・高校生:700(500)円
/ 中学生以下:無料
※( )は前売料金:ウェブサイト限定販売 有効期間7月11日~8月28日
※障がい者手帳またはミライロIDをご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。
8月29日~9月23日の土・日・祝日は日時指定予約をお願いします(平日は予約不要)。
当日空きがあればご入館いただけます。混雑状況により入館方法が変更になる場合がございます。
最新情報は公式サイトをご覧ください。

公式サイト
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
パナソニック汐留美術館
主催
パナソニック エレクトリックワークス株式会社 パナソニック汐留美術館、東京新聞

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2026年7月19日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。