これから開催

TOKAS Project Vol. 9

「在ることの再演」

三野 新
《Untitled (Research photographs)》 2025 写真
© Arata Mino

キム・ドヒ
《Sea Snake Six Navels》 2026
参加型の楽器彫刻、銅、インタラクティブな音響グラフィック・システム、照明
撮影:Dohee Kim

パク・ミンハ
《Time Paradox》スチール写真 2024 映像
© Minha Park

ウン・ジェピル
「Blue Night, Blue Shadows」 2025 パフォーマンス
撮影:Sung Eui Suk

ク・ドンヒ
《Way of Replay II -off peak》 2017 インスタレーション

芸術の歴史において、人間は、目の前に在る世界や生命の存在を、時の流れから引き離し、絵画や彫刻、写真や映画/映像によって固定し、永遠の生としてつなぎとめようとしてきました。また演劇や舞踊、パフォーマンスといったライブ・アートは、パフォーマーの身体的な演技を通じて、現実世界における生を、その場に現前化することを探求してきました。それは絶えず変化し、次の瞬間には掴むことができない一回性の生を、現在の身体をもって呼び起こし、時間や場所を越えて他者と共有しようとする芸術の動的な営みです。

本展では、アーティストたちがそれぞれ異なる視点から観察した生の姿を、展示空間に再び立ち上げる行為(=再演)をとおして、その瞬間の彼らの感覚や視点から新たな解釈を促し、現代における生の本質を見つめ直すことを試みます。ここでは、単に現実を写しとり過去を再現するのではなく、その時の記憶や感情といった固有の身体経験を含めた現実を肉体化し、現在進行形のものとして捉えていきます。彼らの実践は、生きることの裏側に積み重なるいくつもの層を掘り起こし、「いま、ここに在ること」の複雑で不確かな生を眼差すきっかけを与えてくれるでしょう。

会期中は、参加アーティストによるトークやパフォーマンス、ゲストによる韓国の現代アートシーンをテーマとしたトークも開催します。この度のソウルの提携機関との交流20周年を祝して、本展が、アーティストと鑑賞者の視点が有機的に交錯する舞台となることを願います。

【出展作家】
ウン・ジェピル、キム・ドヒ、ク・ドンヒ、パク・ミンハ、三野 新

Event Information

展覧会名
TOKAS Project Vol. 9
「在ることの再演」
開催期間
2026年10月3日~11月8日
開館時間
11:00~19:00
(最終入場は30分前まで)
休館日
月曜日 (10月12日は開館)、10月13日
入館料

無料

公式サイト
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2026/20261003-7578.html
お問い合わせ

03-5689-5331

Venue Information

会場
トーキョーアーツアンドスペース本郷
主催
トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
協力

SeMAナンジ・レジデンシー、MMCAレジデンシー

後援

駐日韓国大使館 韓国文化院

関連イベント

■アーティスト・トーク*
日時:10月3日(土)15:00-17:00
出演:ウン・ジェピル、キム・ドヒ、ク・ドンヒ、パク・ミンハ
※日英逐次通訳あり

■ウン・ジェピル|パフォーマンス
日時:10月3日(土)17:30-18:00

■三野 新|演劇パフォーマンス
(演出:山本浩貴[いぬのせなか座])
日時:10月10日(土)15:00-16:00

■三野 新|アーティスト・トーク*
日時:10月10日(土)16:00-16:30

■スペシャル・トーク*|「韓国の現代アートシーンについて」
ゲスト:紺野優希(美術批評家/インディペンデント・キュレーター)

※詳細は、後日TOKASウェブサイトにてお知らせします。
※日程および参加アーティストは変更となる場合があります。
※上記[*]マークのトークの手話通訳をご希望の方は事前にお申し込みください。締切日についてはTOKASウェブサイトをご確認ください。