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梶田半古(仮称)
明治から大正にかけて活躍した日本画家、梶田半古(かじた・はんこ/1870-1917)。大和絵の伝統を継承しつつ、浮世絵や洋画など、さまざまな美術を学んだ彼の作品は、優れた素描と斬新な画面構成、歴史や文学、有職故実の深い教養によって、明治後期から大正初期にかけての日本画における一つの頂点を示していると言っても過言ではありません。
一方で半古は、挿絵や口絵、絵葉書なども含めた、いわゆる「卓上芸術」にも並々ならぬ精力を注ぎ、多くの優れた作品を残しています。明治・大正期の出版文化という視点からも非常に興味深い対象です。ことに口絵や絵葉書に見られる抜群のデザイン・センスは、現代にも通用するほど切れ味鋭いものです。
また教育者としても、私塾を開き、そこで小林古径、前田青邨、奥村土牛など、錚々たる日本画家たちを育て、鏑木清方をはじめとする多くの画家に影響を与えています。
半古は、浮世絵や復古大和絵など、明治維新以前の日本美術の伝統を継承しつつ、それを新しい形で若い世代に伝え、近代日本画の形成に大きく寄与したのだと言えるでしょう。しかしながら、西洋からの影響で急速に姿を変えていく美術界の状況の中で、展覧会中心主義になじまなかった半古の芸術は、没後に回顧される機会がほとんどなく、その意義が正しく理解されているとは言えません。
本展では、梶田半古の全体像に迫るとともに、その美術史における位置づけについても再検証を試みます。
Event Information
- 展覧会名
- 梶田半古(仮称)
- 開催期間
- 2027年9月18日~11月7日
- 開館時間
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10:00~18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館はいずれも閉館の30分前まで
- 休館日
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月曜日 (9/20、10/11、11/1は開館)、10/12
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]