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彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動

鈴木賢二《署名》1960年
木版、915×910mm
町田市立国際版画美術館蔵

小林喜巳子
《私たちの先生を返して ―実践女子学園の斗い―》
1964年、木版、530×1000mm、個人蔵

神奈川県川崎市立旭町小学校3年1組
(指導:掛樋進)
《ごんぎつね(原作:新美南吉)》1960年12月20日
紙版・実物版・謄写版、400×270mm、志賀町蔵

新潟県柏崎市立枇杷島小学校
(指導:藤巻金一)
《はんがの指導 作品・実践・計画》1956年3月1日
木版・謄写版、253×180mm、志賀町蔵

青森県八戸市立鮫中学校版画クラブ
(指導:坂本小九郎)
《するめの出来るまで》1960年11月
木版、373×270mm、志賀町蔵

本展では戦後日本で展開した「戦後版画運動」と「教育版画運動」の2つの民衆版画運動を紹介します。これらの動きで生まれた作品には平和への願い、社会へのまなざし、工場や農家の仕事、田舎から都会まで様々な土地での生活が実感をもって刻まれています。約400点の豊富な作品と資料を展示し、これまであまり知られることのなかった版画史の一側面に光を当てることで、戦後の開発と発展のかたわらにある「もう1つの日本」が浮かびあがってくるでしょう。

Event Information

展覧会名
彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動
開催期間
2022年4月23日~7月3日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
最終入場時間は16:30まで
※土日祝は~17:30(入場は17:00まで)
休館日
月曜日
入館料

一般900(700)円、大・高生450(350)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額

公式サイト
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2022-512
お問い合わせ

042-726-2771