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【特別展】世界遺産登録10周年記念 

富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―

葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》1830(文政13)年頃 大判錦絵
山種美術館[前期展示 3/11-4/16]

横山大観《霊峰不二》1937(昭和12)年 絹本・彩色 山種美術館

松岡映丘《春光春衣》1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館

世界に誇る日本のシンボル、富士山。2013年にユネスコの世界遺産に登録され、2023年で10周年を迎えます。
山種美術館ではこれを記念し、富士山を描いた日本画と浮世絵を中心に、同じく日本の象徴である桜を題材とした日本画をあわせ、周年を祝う特別展を開催します。

富士山は古くから、さまざまな芸術の源泉となってきました。特に美術では、葛飾北斎と歌川広重の浮世絵が世界的にも有名です。本展では、北斎の《冨嶽三十六景》、広重の《東海道五拾三次》とともに、北斎が富士山というテーマをさらに発展させた絵本『富嶽百景』(個人蔵)を特別に展示します。

また、近代・現代の日本画でも、富士山は世代を問わず描き継がれるとともに、富士山にこだわり、繰り返し描く画家も登場しています。横山大観の描く《霊峰不二》や小松均の燃えるような《赤富士図》など、巨匠たちによる富士図の競演をお楽しみください。

さらに、桜を描いた作品では、同館のコレクションを代表する奥村土牛《醍醐》をはじめ、近代・現代の日本画家が手がけた桜の名画が並びます。富士山の世界遺産登録10周年という記念の年に、日本の美が凝縮された優品の数々をご堪能ください。

※上記文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館蔵。

※会期中、一部作品を展示替えします。
前期:3月11日~4月16日
後期:4月18日~5月14日

Event Information

展覧会名
【特別展】世界遺産登録10周年記念 
富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―
開催期間
2023年3月11日~5月14日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合があります。
休館日
月曜日 (ただし、5月1日は開館)
入館料

一般1300円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1100円

【春の学割】
大学生・高校生500円
※本展に限り、特別に入館料が通常1000円のところ半額。

【きもの特典】
きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金。

※複数の割引・特典の併用はできません。
入館日時のオンライン予約も可能です。詳細は山種美術館Webサイトをご覧ください。

公式サイト
https://www.yamatane-museum.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

会場
山種美術館
主催
山種美術館、 日本経済新聞社