DIC川村記念美術館、東京・六本木へ移転を発表

2025年3月15日

(左)DIC株式会社 代表取締役 社長執行役員 池田尚志氏/(右)公益財団法人 国際文化会館 近藤正晃ジェームス氏

3月12日(水)、国際文化会館で開かれた記者発表会で、DIC株式会社と国際文化会館が、アート・建築分野を起点とする協業を発表しました。

今年4月1日より休館するDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)は、マーク・ロスコ〈シーグラム壁画〉をはじめとする20世紀美術品を所蔵する美術館です。

記者発表会では、DIC川村記念美術館のコレクションの中核を国際文化会館に移転することを公表しました。

その中には、〈シーグラム壁画〉7点すべても含まれます。

また、国際文化会館は、新設する新西館に建築ユニットSANAAが設計する常設展示室「ロスコ・ルーム」を開設することを発表。
六本木に新たなアートが楽しめる施設が誕生します。

なお、DIC川村記念美術館の休館期間については、国際文化会館との再開館時期の合意に基づき決定とのこと。

続報にも注目です。

Museum Information

美術館情報
DIC川村記念美術館
住所
千葉県佐倉市坂戸631
公式サイト
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