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特別展「鷗外の食」
本展では、明治・大正期を生きた文豪・森鷗外(1862-1922)が、近代化によって食文化が変わっていく時代に、どのような食生活を送っていたのかに迫ります。
鷗外は、食への強いこだわりこそありませんでしたが、医学者として食を重んじたのはもちろんのこと、知的探求心から食文化に関心を寄せていました。食をとおして鷗外を見つめると、家族を大事にする姿、質素な暮らしを好む性格、宴席に垣間見える幅広い人物交流、官吏として出席した御陪食(ごばいしょく)、自身が訪れた料理店を舞台にした作品など、その人柄や嗜好、業績まで横断的に見渡すことができます。
食生活は時代や地域、環境、個人の好みによって異なりますが、今も昔も私たちにとって欠かせないものです。遠い存在に思える鷗外が「食」をとおして身近に感じられる展覧会です。
Event Information
- 展覧会名
- 特別展「鷗外の食」
- 開催期間
- 2023年4月8日~7月9日 終了しました
- 開館時間
-
10:00~18:00
(最終入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 4月25日, 5月22日, 5月23日, 6月26日, 6月27日
- 入館料
600円(20名以上の団体480円)
- お問い合わせ
-
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Venue Information
- 主催
- 文京区立森鷗外記念館