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企画展「北斎 大いなる山岳」
富士山は、日本最高峰にして古くから信仰の対象となり、また浮世絵など芸術作品の題材として多く採用され、日本のみならず西洋の芸術にも影響を与えてきました。そうした文化面で高い評価を受け、2013年に世界文化遺産に登録されてから、今年は10周年にあたります。
浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)はこの世界に誇る富士山をはじめとして、現在でも百名山として人気の山から北斎と同時代に大坂に作られた人工の山・天保山に至るまで、日本列島各地のさまざまな山を描いています。こうした北斎の制作背景には、近代登山が始まるはるか以前から信仰や生業のために山に登ってきた日本人と山との深いつながりがあります。北斎の描いた山を通して、山の信仰、生業、伝説や怪談を紹介し、日本人と山との関わりを見て行くとともに、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫ります。
※前後期で一部展示替えを予定
前期:6月20日~7月23日
後期:7月25日~8月27日
Event Information
- 展覧会名
- 企画展「北斎 大いなる山岳」
- 開催期間
- 2023年6月20日~8月27日 終了しました
- 開館時間
-
09:30~17:30
(入館は17:00まで)
- 休館日
-
月曜日 ※7月17日は開館、7月18日は休館
- 入館料
一般1,000円、高校生・大学生700円、65歳以上700円、中学生300円、障がい者300円、小学生以下無料
※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)、常設展プラスもご覧になれます。
Venue Information
- 主催
- 墨田区・すみだ北斎美術館