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上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展

上野リチ・リックス
《プリント服地デザイン:ボンボン(2)》
1925-35年頃 京都国立近代美術館

上野リチ・リックス
《プリント布地デザイン[木立]》
1925-35年頃 京都国立近代美術館

上野リチ・リックス
《ウィーン工房テキスタイル・デザイン:紫カーネーション》
1924年
クーパー・ヒューイット スミソニアン・デザイン・ミュージアム、
ニューヨーク
Museum Purchase from Smithsonian Collections Acquisition and
Decorative Arts Association Acquisition Funds.
Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum,
Smithsonian Institution. Photo credit: Matt Flynn
© Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum

上野リチ・リックス
《イースター用ボンボン容れのデザイン(2)》
1925-35年頃 京都国立近代美術館

上野リチ・リックス
《七宝飾りプレート[石竹]》
1950年頃 京都国立近代美術館

フェリーツェ・リックス(後の上野リチ・リックス|1893-1967)は、ウィーン工芸学校においてウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンらに師事、才能を開花させます。卒業後は同工房に入り、テキスタイルデザインなどを手がけました。彼女のデザインの特徴は、自由な線と生命感あふれる色彩です。鳥や魚、花や樹木といった身近な自然を組み合わせたデザインは人気を博しました。

リチは京都出身の建築家・上野伊三郎と出会って結婚、二つの都市を往復しながら、ウィーン工房所属デザイナーとして活動を続けます。1930年の工房退職後も、テキスタイルだけでなく、身の回りの小物類など、さまざまなデザインに携わりました。第二次世界大戦後には個人住宅や店舗などのインテリアデザインに加え、教育者として後進の指導にもあたっています。

本展は上野リチのデザイン世界の全貌を展観する世界初の回顧展です。リチの大規模コレクションを所蔵するウィーン、ニューヨーク、そして京都から作品が集結します。

※展示替えあり
前期:2022年2月18日~4月10日
後期:4月13日~5月15日

Event Information

展覧会名
上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展
開催期間
2022年2月18日~5月15日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日、開館記念日の4月6日は21:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日, 4月12日
ただし、トークフリーデー(2月28日・3月28日・4月25日]、3月21日、5月2日、5月9日)は開館
入館料

一般 : 1,900円 高校・大学生 : 1,000円 小・中学生 : 無料
※障がい者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料

公式サイト
https://mimt.jp/lizzi/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
三菱一号館美術館
主催
三菱一号館美術館、朝日新聞社
チケットプレゼント

本展のチケットを5組10名様にプレゼント!

〆切は2022年3月27日まで。応募はこちら

※当選は発送をもって代えさせていただきます。