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大浦一志── 雲仙普賢岳/記憶の地層

「軽トラック」を掘り起こす 1998年 撮影:後藤充

《被災民家跡、発掘プロジェクト2016》 2016年

《杉並区阿佐谷南3 丁目23-13 ~普賢岳「再立」1994.10.09-1》 1995年
171.7×225cm 埼玉県立近代美術館蔵
撮影:いしかわみちこ

《重層・発掘プロジェクト2011》 2011年5月20日
ビデオ画面のスクリーンショット

《杉並区阿佐谷南3 丁目23-13 ~普賢岳「再立」1994.10.09-1》 2018年
107×146cm 撮影:いしかわみちこ

本展は、本学共通絵画研究室で絵画表現を通し美術・デザインにおける「造形の基礎とは何か」を考える実技授業に長年携わってきた大浦一志(おおうら・かずし)の退任記念展です。

1991年6月3日に発生し、多くの人命を奪った長崎県雲仙普賢岳の大火砕流。この自然災害によって殉職した新聞記者のカメラに残った1枚の写真に突き動かされ、大浦は30年にわたり被災地域と東京を往還し、灰土に埋もれた民家跡から被災物を掘り起こし、噴火後の自然を記録し続けてきました。自身の身体を通して「自然の脅威と人間の営み」に向き合う、大浦のフィールドワークを紹介します。

Event Information

展覧会名
大浦一志── 雲仙普賢岳/記憶の地層
開催期間
2023年9月4日~10月1日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
(土・日曜日、祝日は10:00~17:00)
休館日
水曜日
入館料

無料

公式サイト
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
お問い合わせ

042-342-6003

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