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最後の浮世絵師 月岡芳年

「一魁随筆 一ッ家老婆」 明治5(1872)年

「芳年武者无類 主計頭加藤清正」 明治16(1883)年

「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」 明治25(1892)年

「風俗三十二相 いたさう 寛政年間女郎の風俗」 明治21(1888)年

「月百姿 五条橋の月」 明治21(1888)年

江戸の新橋で生まれた月岡芳年(1839-1892)は、12歳のときに歌川国芳(1797-1861)に学び、15歳で画壇デビューしました。22歳頃から本格的に浮世絵師として活動をはじめ、54歳で没するまでに数多くの作品を世に出しました。

芳年は西洋画の写実性を取り込みながら、柔軟な発想とたくましい絵心で、浮世絵の歴史の最後に強烈な閃光を放ちました。師匠譲りの武者絵や歴史画を中心に活動を始めましたが、明治維新という激動の歴史の世相を映す作品も数多く残しています。

本展では、妖怪などの怪奇をテーマとした『新形三十六怪撰』や、芳年の代表作である『月百姿』などを数多く展示し、芳年の魅力あふれる作品の数々を紹介します。

Event Information

展覧会名
最後の浮世絵師 月岡芳年
開催期間
2023年7月22日~10月9日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (祝日の場合は翌平日)
入館料

一般1,000(800)円、大高生700(560)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額になります。 

公式サイト
https://ashiya-museum.jp/
お問い合わせ

0797-38-5432