終了
「おまけ」と「ふろく」展
子どもの夢の小宇宙
お菓子のおまけと雑誌のふろくは、子どもにとって身近でささやかな宝物です。グリコ(1922年〈大正11〉発売)のおもちゃは現在まで続く代表的なお菓子のおまけとなりました。一方、明治の半ばに創刊した幼年雑誌には紙の組立おもちゃが付き、ふろくと呼ばれるようになります。おまけとふろくには流行がいち早く取り込まれ、少年少女の夢と憧れをかきたてました。昭和の初め、「少年倶楽部」の大型組立ふろくと中原淳一の手がけた優美で繊細な「少女の友」のふろくが支持されますが、戦時下の統制でおまけもふろくも姿を消します。戦後は野球カードや「カバヤ文庫」、仮面ライダーカードなどのおまけ、別冊の漫画や探偵グッズなどのふろくが登場。その後も子どもの心を捉えるユニークな仕掛けや人気キャラクターを配したおまけとふろくが生まれています。本展ではおまけとふろくを通して、少年少女を取り巻く世相の変遷をたどります。
Event Information
- 展覧会名
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「おまけ」と「ふろく」展
子どもの夢の小宇宙
- 開催期間
- 2023年7月29日~9月24日 終了しました
- 開館時間
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09:30~17:00
入館は16:30まで
- 休館日
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月曜日 (9月18日は開館)
- 入館料
一般500円、65歳以上/20歳未満及び学生250円、高校生100円、中学生以下は無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会