これから開催

上野アーティストプロジェクト2023

いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

阿部知暁《スノーフレーク》2000年 作家蔵

今井壽惠《オグリキャップ 黄色い光の中で》1991年
清里フォトアートミュージアム蔵 ©Hisae Imai

内山春雄《アホウドリ》1991年 作家蔵

辻永《ふうりんさう》1908年 水戸市立博物館蔵

冨田美穂《701全身図》2018年 作家蔵

「いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間」では、人間以外の自然界のいきものを「うつす」ことに取り組み続けてきた6名のつくり手たちを紹介します。

創作・表現活動において、動物や植物という題材は非常にポピュラーなものですが、今回注目するのは、特定のいきものと分かちがたい関係を結び、数十年にわたり高い熱量を絶やすことなく、それらの姿を追いかけ続けた/続けているつくり手たちです。

偶然の出会いを機に野生きのこに魅了されて以来、様々な土地に生息するきのこを探し描き続けている小林路子。明治末~昭和期の画壇で活躍する一方、少年の頃から草花を愛で、それらの姿を日々描き記録し続けた辻永。木象嵌職人として鍛え上げた手わざにより、日本におけるバードカービングの世界を切り拓いた内山春雄。詩的かつ実験的作風で戦後写真界に躍り出たのち、その後半生をサラブレッドの撮影にささげた今井壽惠。大学在学中に牧場で出会ったウシに魅せられ、酪農の現場で働きながらウシたちの存在を木版画に刻み続けている冨田美穂。世界各地の動物園やアフリカの野生に暮らすゴリラを追いかけ、心を交わし、描き記してきた阿部知暁。

ひとつの主題を切実に求め、それらの姿を写し、描き、かたどることを通して、それぞれのつくり手たちは何を見つめてきたのでしょうか。本展では、「うつす」という営みの中で繰り広げられる、他者との触れあいの様々なあり方と向き合いながら、私たち人間が他のいきものたちと共に生きていく未来について、考えていきたいと思います。

なお、本展では、視覚に障害のある方にも作品を味わっていただけるよう、一部、手で触れて鑑賞する作品や触察ツールを展示します。

Event Information

展覧会名
上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間
開催期間
2023年11月16日~2024年1月8日
開館時間
09:30~17:30
11/17(金)、11/24(金)、12/1(金)、12/8(金)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
休館日
年末年始:12月21日~2024年1月3日, 11月20日, 12月4日, 12月18日
入館料

一般500円、65歳以上300円、学生以下無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料(要証明)
※同時期開催の特別展「永遠の都ローマ展」のチケット提示にて入場無料

公式サイト
https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html
お問い合わせ

03-3823-6921(代表)

Venue Information

会場
東京都美術館 ギャラリーA・C
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館