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西田俊英——不死鳥

《不死鳥》より「第一章 生命の根源」[部分]2022-23年
紙本・着彩 縦:205.0cm・全長:7000.0cmを目指し、制作継続中
作家蔵

《不死鳥》より「第二章 太古からの森」[部分]2022-23年
紙本・着彩 縦:205.0cm・全長:7000.0cmを目指し、制作継続中
作家蔵

《華鬘》1983年 紙本・着彩 150.0×162.0cm 山種美術館蔵

《星夜燦々》2001年 紙本・着彩 182.0×364.0cm 郷さくら美術館蔵

《きさらぎの月》2005年 紙本・着彩 182.0×332.0cm 作家蔵

《月窓》2014年 紙本・着彩 182.0×364.0cm 作家蔵

現代日本画壇を牽引する作家のひとりである西田俊英は、湿潤な日本の風土やヨーロッパの街並みを捉えた風景画、ボルゾイ犬をモチーフとした現代的な花鳥画、インド留学が転換期となり描きはじめた人物画など様々な題材に果敢に挑戦し続けています。確固たる技法に裏付けられた幻想的な空間表現。日本画の精神性を重んじ、崇高な物語の漂う、新しい表現を追求しています。

完成すれば縦2.05メートル、全長70メートルに達する巨大日本画《不死鳥》。人間と自然の森との共生、尽きることのない生命の循環の物語を紡ぐため、西田は2022年から1年間屋久島に移住し、日々山にわけいって写生を繰り返しました。

本展では、この前人未到ともいえる大作を核に、西田の原点となる少年時代の作品から、インド留学を経て森羅万象を神とする日本人の心で、風景や動物、人物や花を愛情深く精緻な筆致で描いてきた作品群まで、27点を通し50年におよぶ画業の軌跡を追います。

Event Information

展覧会名
西田俊英——不死鳥
開催期間
2023年10月23日~11月19日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
(土・日曜日、祝日、10月27日(金)は10:00~17:00)
休館日
水曜日
入館料

無料

公式サイト
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
お問い合わせ

042-342-6003

メールでのお問い合わせはこちら

Venue Information

会場
武蔵野美術大学 美術館・図書館 展示室2・3、アトリウム2
主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
関連イベント

トークイベント①特別対談
日時:10月23日(月)15:00-16:30
出演:土方明司(川崎市岡本太郎美術館館長/武蔵野美術大学客員教授)、西田俊英
会場:美術館ホール

トークイベント②特別鼎談
日時:11月6日(月)16:40-18:00
出演:野地耕一郎(泉屋博古館東京館長)、土屋禮一(日本画家/武蔵野美術大学客員教授)、西田俊英
会場:美術館ホール