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生誕120年 古賀忠雄展 塑造(像)の楽しみ
練馬区に長くアトリエを構えていた彫刻家・古賀忠雄(1903-1979)を紹介する展覧会です。
佐賀県佐賀市に生まれた古賀は、1926年に東京美術学校彫刻科塑像部本科に入学し、在学中の1929年、第10回帝展に《佛心》を出品し初入選。その後帝展で活躍し、戦後は日展の評議員、理事を務めながら、日本彫塑会委員長、日本陶彫会会長などを歴任しました。古賀は、ロダンやブールデル、北村西望等の影響を受け、写実の中にやや誇張した表現を取り入れながら、安定した形態を持つ人体や動物を多く制作しています。その作品は地元の佐賀県や練馬区内をはじめ、全国各地の公共空間にも設置されています。
本展では、こうした古賀の活動の中から「塑造(像)」に注目します。木や石を彫り刻む技法「彫刻(carvingカーヴィング)」に対し、粘土などを足し引きし形を生み出す「塑造(modelingモデリング)」で作られる塑像は、作品の制作過程や作家の姿勢に、他ジャンルとは少々異なるポイントがあります。本展では約30点の塑像に加え、区内または他地域に設置された作品をパネルで紹介し、古賀作品の魅力はもとより、塑造(像)を様々な側面から見て考える楽しみを提示します。
Event Information
- 展覧会名
- 生誕120年 古賀忠雄展 塑造(像)の楽しみ
- 開催期間
- 2023年11月17日~2024年2月25日 終了しました
- 開館時間
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10:00~18:00
※入館は17:30まで
- 休館日
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月曜日 (ただし、1月8日と2月12日は開館、1月9日と2月13日は休館)
年末年始:12月29日~1月3日
- 入館料
無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)