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葉山館20周年記念 100年前の未来:移動するモダニズム 1920-1930

中村彝《エロシェンコ氏の像》1920年 油彩、カンヴァス 東京国立近代美術館[重要文化財/12月14日まで展示]

久米民十郎《支那の踊り》1920年 油彩、カンヴァス 永青文庫

和達知男《謎》1922年頃 鉛筆、水彩絵具、紙 神奈川県立近代美術館

坂田一男《浴室の二人の裸婦》1928年 油彩、カンヴァス 目黒区美術館

古賀春江《窓外の化粧》1930年 油彩、カンヴァス 神奈川県立近代美術館

葉山館の開館20周年を記念して、当館が館名に掲げる「近代(モダン)」の文化が多様に展開した20世紀の20年代を再考します。

1917年のロシア革命と1918年終結の第1次世界大戦により国際的な移動と伝播の時代が到来し、スペイン風邪によるパンデミック後の世界で、芸術家たちは国境を越えて活動しました。

中村彝と鶴田吾郎が描いたエスペランティストの詩人ヴァシリー・エロシェンコの肖像を筆頭に、夭折画家・久米民十郎、土田麦僊や前田寛治、藤田嗣治などの滞欧・滞米作品、石本喜久治らが招来したドイツ新興美術、MAVOや三科など1923年の関東大震災とその復興を挟んで都会に展開した前衛諸派、シュルレアリスムの端緒から魯迅の木版画運動まで、大正から昭和へと移る100年前の世界が夢みた新しさの諸相を紹介します。

Event Information

展覧会名
葉山館20周年記念 100年前の未来:移動するモダニズム 1920-1930
開催期間
2023年10月7日~2024年1月28日 終了しました
開館時間
09:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (10月9日、1月8日を除く)、12月29日 – 1月3日
入館料

一般1,200円
20歳未満・学生1,050円
65歳以上600円
高校生100円
*中学生以下と、障害者手帳、ミライロID、療育手帳等をご提示の方(および介助者原則1名)は無料です。
*無料開館日:10月11日(水曜)、11月3日(金曜、祝日)
*ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜:11月5日、12月3日、1月7日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。また同日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も、遠慮なくご覧ください。
*その他の割引につきましてはお問い合わせください。
*最新情報と来館に際してのお願いは美術館ウェブサイト等を確認してください。

公式サイト
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
お問い合わせ

046-875-2800(代表)

Venue Information

会場
神奈川県立近代美術館 葉山
主催
神奈川県立近代美術館