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高橋龍太郎コレクション連携企画

川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 色彩は踊り、共鳴する

【前期展示】濱田樹里《碧の地の森から》(2015)高橋龍太郎コレクション蔵-(写真提供:コバヤシ画廊-撮影:末正真礼生-)

【後期展示】谷保玲奈《ウブスナ》(2017)高橋龍太郎コレクション蔵、©taniho reina

川端龍子《渦潮》(1956)大田区立龍子記念館蔵

川端龍子《阿修羅の流れ(奥入瀬)》1964年、大田区立龍子記念館蔵

日本屈指の現代アートのコレクター・高橋龍太郎氏のコレクションを、龍子記念館において日本画家・川端龍子の作品とともに展示します。高橋氏の現在3,000点以上におよぶ日本の現代アートのコレクションは「高橋龍太郎コレクション」と呼ばれ、これまで国内外の様々な展覧会で紹介されてきました。本展は「川端龍子プラスワン」をテーマに、高橋龍太郎コレクションとの連携で、所蔵作品に現代の美術作家をプラスワンすることで、どのような共鳴を呼び起こせるかを試みた企画です。

前期に出品の濱田樹里は、インドネシアで幼少期を過ごした記憶から、その自然と大地に生命の源流を求めたダイナミックな作品を制作、本展では、反り立つ壁のような巨大な屏風作品《創世譜~歓喜~》(2023)、《創世譜》(2022)、幅16メートルを超える《碧の地の森から》(2015)を出品します。一方、後期に出品の谷保玲奈は、極彩色の植物や海洋生物のイメージが増殖、拡大していく作品を制作、本展では、大作《ウブスナ》(2017)や対の作品《共鳴/蒐荷》(2018/2020)他、今回の展覧会に合わせた約4メートルの絹本新作などを展示予定です。

龍子の作品を新たな視点から眺めようとする本展において、生命の讃歌を描く2名の女性作家が、開館60年を迎えた龍子記念館に新たな彩りを加えます。

前期/濱田樹里 2023年10月21日(土)~12月3日(日)
後期/谷保玲奈 12月9日(土)~2024年1月28日(日)

Event Information

展覧会名
高橋龍太郎コレクション連携企画
川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 色彩は踊り、共鳴する
開催期間
2023年10月21日~2024年1月28日 終了しました
開館時間
09:00~16:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (1月8日(月・祝)は開館し、その翌日に休館)
年末年始:(12月29日~1月3日)
入館料

一般300円 中学生以下150円
※65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

公式サイト
https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
大田区立龍子記念館
主催
(公財)大田区文化振興協会、日本経済新聞社