これから開催

冬季特別展

縁起物大集合 しあわせを呼ぶ日本画

山元春挙「瑞祥」昭和6年(1931)足立美術館蔵

日本では、古くから縁起が良いとされる動物や植物、自然の風物などがあります。千年生きるという言い伝えから長寿の象徴とされる鶴、冬の寒さに耐えることから歳寒三友とも呼ばれ、めでたいもののしるしとされる松竹梅など、縁起物には不老長寿、子孫繁栄、豊穣といった人々の願いが込められています。日本画では、こうした縁起が良いモチーフを取り上げた作品が少なくなく、それらの作品は、見る者をしあわせな気分にさせてくれます。近代の日本画家たちも、吉祥のモチーフに幸福への願いを託して描いたことでしょう。

本展では、長寿をもたらす神として信仰される寿老人、初夢に見ると縁起が良いとされる一富士二鷹三茄子など、信仰の対象や縁起物を題材とした日本画を展示します。横山大観をはじめとする巨匠たちが描き出した、しあわせを呼ぶ日本画をご堪能ください。

Event Information

展覧会名
冬季特別展
縁起物大集合 しあわせを呼ぶ日本画
開催期間
2024年12月1日~2025年2月28日
休館日
無休
(ただし、2月19日~2月28日は展示替えのため新館のみ休館)
入館料

大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小・中学生500円
※20名以上、100 名以上の団体料金あり)
※本料金で特別展の他、日本庭園や魯山人館、新館で開催中の展覧会など、すべてご覧いただけます。
※公立学校が休業日となる土曜日は、小中高生の入館料を無料(要学生証提示)。

公式サイト
https://www.adachi-museum.or.jp/
お問い合わせ

0854-28-7111

Venue Information

会場
足立美術館 本館 大展示室
併催

横山大観特別展示室(大観室):冬の横山大観コレクション選