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うるしとともに

― くらしのなかの漆芸美

象彦《扇面謡曲画蒔絵会席膳・椀》大正時代・20世紀 泉屋博古館

《染付玉取龍文大皿》江戸時代後期・19世紀 泉屋博古館東京(瀬川竹生コレクション)

《青貝芦葉達磨香合》《朱塗菱形十字花弁盆》ともに中国・明時代16世紀 泉屋博古館東京

《龍図堆黄円盆》明・万暦17年(1589)泉屋博古館

《仙人図螺鈿食籠》元時代・14世紀 泉屋博古館

アジアの人々が見出した不思議な樹液、漆。ある時は天然の接着剤、またある時には表面に艶と光沢を与える塗料として漆は活用されてきました。そして各地域の特性や美意識に応じて様々な技法が花開き、生み出された多彩な漆芸品は東洋の人々のくらしに深く根差してきました。本展では、住友コレクションの漆芸品の数々を、用いられてきたシーンごとにひもとくことで、漆芸品を見るたのしみ、使うよろこびについてもう一度考えたいと思います。

また同時開催として、漆芸品と同じく私たちのくらしを彩ってきた陶磁器のなかから、近年当館へご寄贈いただいた瀬川竹生コレクションの染付大皿を受贈後初めて公開します。江戸時代後期に佐賀県・有田地域でつくられた染付大皿の斬新で大胆な意匠は、圧倒的な迫力で、粋な青と白の世界へみなさまを誘います(泉屋博古館東京のみ開催)。

Event Information

展覧会名
うるしとともに
― くらしのなかの漆芸美
開催期間
2024年1月20日~2月25日 終了しました
開館時間
11:00~18:00
※金曜日は19:00まで
※入館はそれぞれ閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (祝日の場合は翌平日)
入館料

一般1,000円(800円)、高大生600円(500円)

※( )内は20名以上の団体料金

※障害者手帳等をご呈示の方は本人とその同伴者1名は無料

公式サイト
https://sen-oku.or.jp/tokyo/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information