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北欧の神秘

ーノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画

ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン
《イルマタル》1860年
油彩・カンヴァスに貼った紙
79×111.5cm
フィンランド国立アテネウム美術館
Photo: Finlands Nationalgalleri / Hannu Aaltonen

ヴァイノ・ブロムステット
《冬の日》1896年
油彩・木製パネル
26.5×52cm
フィンランド国立アテネウム美術館
Photo: Finlands Nationalgalleri / Hannu Pakarinen

ニルス・クレーゲル
《春の夜》1896年
油彩・パネル
48.5×60.1cm
スウェーデン国立美術館
Photo: Erik Cornelius / Nationalmuseum

テオドール・キッテルセン
《トロルのシラミ取りをする姫》1900年
油彩・カンヴァス
45.5×68.5cm
ノルウェー国立美術館
Photo: Nasjonalmuseet / Børre Høstland

エドヴァルド・ムンク
《ベランダにて》1902年
油彩・カンヴァス
86.5×115.5cm
ノルウェー国立美術館
Photo: Nasjonalmuseet / Børre Høstland

本展覧会は、北欧の中でもノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3か国に焦点を定め、19世紀から20世紀初頭の国民的な画家たち、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクやフィンランドの画家アクセリ・ガッレン=カッレラらによる絵画を紹介します。

北欧は洗練されたデザインのテキスタイルや陶磁器、機能性に優れた家具の制作地として知られていますが、同時に優れた芸術作品を生み出す土壌でもあります。

19世紀、ナショナリズムの興隆を背景に、それまでヨーロッパ大陸諸国の美術に範をとっていた北欧の画家たちは、母国の自然や歴史、文化に高い関心を寄せるようになりました。各地の自然風景、北欧神話や民間伝承の物語が、画家たちの手によって絵画や書籍の挿絵に表されました。

ヨーロッパの北部をおおまかに表す北欧という区分は、一般的にノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5か国を含みます。このうち最初に挙げた3か国はヨーロッパ大陸と地続きにありながらも、北方の気候風土のもとで独特の文化を育みました。

このたび、ノルウェー国立美術館、スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館という3つの国立美術館のご協力を得て、各館の貴重なコレクションから選び抜かれた約70点の作品が集結します。

本展では、北欧の知られざる魅力を紹介します。

Event Information

展覧会名
北欧の神秘
ーノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
開催期間
2024年3月23日~6月9日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
(金曜日は20:00まで)
※最終入館は閉館30分前まで
休館日
月曜日 (ただし4月29日、5月6日は開館、振替休館なし)
入館料

一般/事前購入券1,500円、当日券1,600円
大学生/事前購入券1,000円、当日券1,100円
高校生以下無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を提示のご本人とその介助者1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。
※事前購入券は公式電子チケット「アソビュー」、e+(イープラス)、ローソンチケット、チケットぴあなどでお買い求めいただけます。
※購入方法等詳細は美術館ホームページをご確認ください。

公式サイト
https://www.sompo-museum.org/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
SOMPO美術館
主催
SOMPO美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社