終了

令和の新収蔵品展

-「コジン」からの「オクリモノ」-

出石 《染付牡丹孔雀図水注》 19世紀(江戸時代後期~明治時代前期)
兵庫陶芸美術館所蔵

淡路製陶 《色絵松鶴図花瓶》(1対) 19世紀後半~20世紀前半(明治時代後期~昭和時代初期)
兵庫陶芸美術館所蔵

肥前 有田《瑠璃釉金彩鷹茄子文富士形皿》(2枚) 19世紀初頭~前半(江戸時代後期) 赤木清士コレクション
兵庫陶芸美術館所蔵

生田和孝 《糠釉鎬鉢》 1960年代後半~1970年代(昭和40年~49年) 田巻敏昭コレクション
兵庫陶芸美術館所蔵

河井寬次郎《呉洲貼文扁壺》 1959年頃 平井昭夫コレクション
兵庫陶芸美術館所蔵

申相浩《Head》 1995年 三浦徹コレクション
兵庫陶芸美術館所蔵

兵庫陶芸美術館は、縄文土器から近代にわたる兵庫県産の古陶磁を中心とする田中寛コクションを収蔵品の母胎とし、平成17年(2005)に開館しました。開館以後は、古陶磁に、作り手の創造性、芸術性が発揮された現代陶芸をくわえ、「車の両輪」としてコレクションの充実を図ってきました。

開館時に1,046件であった収蔵品は、令和を迎えた時点で2,364件に、そして令和5年(2023)には3,274件と増え続けています。この19年に及ぶ収集によって、古陶磁は田中寛コレクションでは充分ではなかった分野が補われ、現代陶芸は国内外の著名作家や、新進気鋭の若手作家の作品も徐々に充実しています。

作品収集は、購入・寄贈などでおこなっていますが、近年の傾向をみると、寄贈が大きな比重を占めるようになってきています。

同館のコレクション、とくに古陶磁は、作られてから永い年月を経ています。現代陶芸をふくめ、いずれも「コジン」が手にし、そして賞玩し、多くの「コジン」が愛蔵してきた逸品です。収蔵しているコレクションは、まさに幾多の「コジン」からの「オクリモノ」といえます。

本展では、令和に新たに収蔵した作品のうち、ロットで現代の私たちにとどけられた4つのコレクションと、兵庫県内各地の古陶磁を紹介します。

Event Information

展覧会名
令和の新収蔵品展
-「コジン」からの「オクリモノ」-
開催期間
2023年12月9日~2024年2月25日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
※2023年12月31日(日)、2024年1月1日(月・祝)は年末年始のため休館
※1月8日(月・祝)、2月12日(月・振休)は開館し、1月9日(火)、2月13日(火)は休館
入館料

一般600円、大学生500円
・高校生以下は無料です。
・20名以上の場合は団体割引料金になります。
・70歳以上の方は半額になります。
・障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。
・17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。

公式サイト
https://www.mcart.jp/
お問い合わせ

079-597-3961

Venue Information

会場
兵庫陶芸美術館 展示室1・2・4
主催
兵庫陶芸美術館 神戸新聞社