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プリズム―見えない光を捉えるアート

青野武市(招待作家)《茄子紺被蛇の目文鉢》1986年
姫路市書写の里・美術工芸館蔵

杉本博司《日本海、隠岐》1987年
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

ルネ・マグリット《あの大きな鳥たちは宝島の鳥だ…》(『マグリットの落とし子たち』より)1968年

立花江津子《芸術の曙》1983年 撮影:森山雅智

私たちの周囲に当たり前のように存在する光は、人間の目に明るさを感じさせ、心を明るくさせ、生活にさまざまな恩恵をもたらしてくれますが、実体として捉えることはできません。プリズムを通して屈折、分散した光が虹光を生み出すように、私たちは何かを介して光を捉え、その諸相を知ることができます。目に見えないものを何とか自分なりに理解し、実感しようとすることは、人間が太古の昔から連綿と続けてきたことであり、アートもそういった営みの一つであると言えるでしょう。

本展では、現象としての光だけではなく、メタファーとしての光、そして光によってもたらされるもの一闇、影、時間、宇宙などーまで、姫路市立美術館のコレクションをベースに光の表現の多様性を紹介しながら、光とは?アートとは?を考えます。

Event Information

展覧会名
プリズム―見えない光を捉えるアート
開催期間
2024年4月27日~6月23日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(入場は16:30まで)
休館日
月曜日 (ただし、4月29日(月・祝)・5月6日(月・祝)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
入館料

一般 700(500)円、大高生 400(200)円、中小生 200(100)円
※( )内は20名以上の団体料金

公式サイト
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
お問い合わせ

079-222-2288

Venue Information

会場
姫路市立美術館 企画展示室
主催
姫路市立美術館