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浜口陽三と波多野華涯 ー匂い立つ黒と黒ー
静かな闇に浮かぶさくらんぼ。
浜口陽三(1909‐2000)の銅版画は、光を含んだ闇のグラデーションが印象的です。本展ではその銅版画と共に、陽三の父と交流のあった南画家・波多野華涯(1863-1944)の「蘭竹図銀屏風」を展示します。清流と切り立つ岩に竹と春蘭をあしらった銀屏風は、黒の濃淡によって、立ち上る霧や蘭の芳香まで表現され、臨場感をもって迫ってきます。浜口作品における墨絵の影響は、これまで幾度となく評論家に指摘されてきました。
今回は画風を超えたさらなる繋がりを求めて、永遠の時空で響き合う二人の画家の作品、とりわけ黒の諧調をご覧いただきます。
Event Information
- 展覧会名
- 浜口陽三と波多野華涯 ー匂い立つ黒と黒ー
- 開催期間
- 2024年6月11日~8月18日 終了しました
- 開館時間
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11:00~17:00
(土日祝は10:00~)、最終入館16:30
(ナイトミュージアム)会期中の第1・3金曜日*は20:00まで開館、最終入館19:30(6月21日,7月5日,7月19日,8月2日,8月16日)
- 休館日
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月曜日 (ただし7月15日,8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
- 入館料
大人600円/大学・高校生400円/中学生以下無料
- お問い合わせ