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運慶展 運慶と三浦一族の信仰
12~13世紀の三浦半島で大きな力をもった武士・三浦一族。鎌倉幕府成立前後の彼らの地位を象徴するように、横須賀・三浦半島には一族ゆかりの寺が多くつくられ、当時一流の仏師の手による仏像が安置されました。うち6躯が国指定重要文化財です。
三浦一族の一人、和田義盛(1147~1213)の依頼で仏師・運慶(?~1224)が制作した阿弥陀三尊像、不動明王像・毘沙門天像(すべて横須賀市芦名、浄楽寺蔵)は、まさにその典型です。
本展では、この運慶作の五つの仏像を中心に、義盛の所持と伝わる薬師如来像(三浦市初声和田、天養院蔵)、三浦半島の宗教的先進性を伝える南宋からの舶来仏で、滝見観音の名で親しまれてきた観音菩薩坐像(横須賀市大矢部・清雲寺蔵)を含め、東国武士の祈りを受けとめた全9躯の貴重な仏像を紹介します。
なお、本展は「運慶と鎌倉」をテーマに、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館とともに開催する連携展示のひとつです。鎌倉幕府と三浦一族、そして運慶が結びつくことによって生まれた、この地域における中世仏教文化の至宝を、館ごとに異なるテーマで紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- 運慶展 運慶と三浦一族の信仰
- 開催期間
- 2024年10月26日~12月22日
- 開館時間
- 10:00~18:00
- 休館日
- 11月5日, 12月2日
- 入館料
一般1,000(800)円/高大・65 歳以上800(640)円/中学生以下無料
[お得なセット券]
同時開催の「響きあう20世紀美術」とあわせたお得なセット券をご用意しています。
一般2,000(1,600)円/高大・65歳以上1,800(1,440)円※( )内は20名以上の団体料金
※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
※無料観覧日:11月3日
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 横須賀美術館
- 主催
- 横須賀美術館