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オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語

エドガー・ドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》1858-69年 © photo : C2RMF / Thomas Clot

ピエール=オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》1892年
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

印象派といえば、戸外の風景を移ろう光とともにとらえた絵画がまず思い浮かぶのではないでしょうか。とはいえ、彼らの最初のグループ展が開かれたのは、1870年代の近代都市パリ。室内を舞台とした作品も多く描かれ、とりわけドガは室内における鋭い人物表現にこそ本領を発揮し、ルノワールも親密な雰囲気に浸された室内画を得意としていました。また、印象派の画家たちがもともと私邸の壁面装飾として描いた作品も少なくありません。印象派と室内は思いのほか深い関係を結んでいたのです。

本展では、「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の傑作68点を中心に、国内の重要作品も加えた約100点により、室内をめぐる印象派の画家たちの関心のありかや表現上の挑戦をたどります。

オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのは、およそ10年ぶり。さらに今回、若きドガの才気みなぎる代表作《家族の肖像(ベレッリ家)》が日本で初めて展示されます。マネ、モネ、ルノワール、セザンヌらの名品も一堂に会するこの機会に、室内というテーマを通して印象派のもうひとつの魅力をぜひご堪能ください。

Event Information

展覧会名
オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
開催期間
2025年10月25日~2026年2月15日
開館時間
09:30~17:30
(金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし、11月3日、11月24日、1月12日、2月9日は開館)、11月4日、11月25日、12月28日~2026年1月1日、1月13日
入館料

一般2,300円、大学生1,400円、高校生1,000円
※中学生以下、心身に障害のある方及び付添者1名は無料。(学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳をご提示ください)
※大学生及び高校生の方は、入館の際に学生証をご提示ください。
※国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は、本展を学生1,200円、教職員2,100円でご覧いただけます。
(学生証または教職員証をご提示のうえ会期中、ご来場当日に国立西洋美術館の券売窓口にてお求めください)
※12月12日~12月26日は高校生無料観覧日。券売窓口にて学生証をご提示ください。
※観覧当日に限り、本展の観覧券で常設展もご覧いただけます。

公式サイト
https://www.orsay2025.jp/
お問い合わせ

ハローダイヤル 050-5541-8600

Venue Information

会場
国立西洋美術館
主催
国立西洋美術館、オルセー美術館、読売新聞社