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特別展

志村ふくみ100歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―

小野豊《吉隠》1960年頃 紬織/絹糸、藍
個人蔵(前期展示)  撮影:安河内聡

文:志村ふくみ・画:小野元衞《野の果て》(手稿) 1943年
個人蔵(通期展示)

志村ふくみ《舞姫》2013年
紬織/絹糸、紅花、紫根、刈安、藍、梔子
個人蔵(前期展示)

志村ふくみ監修 制作:都機工房
舞衣《紅扇》2021年
平織/絹糸、紅花、藍、刈安、臭木
個人蔵(後期展示)

志村ふくみ監修 制作:都機工房
小袖《Francesco》2020年
平織/絹糸、臭木、藍
個人蔵(後期展示)

染織家・志村ふくみ(1924~)の100歳記念回顧展である本展は、紬織りを独自の感性と想像力で、芸術性の高い作品として発展させた人間国宝・志村ふくみの芸術思想と、自然にある無数の色を抽出して糸を染め織るという、人と自然が共生する営みに一生を捧げる仕事を紹介します。

ふくみが染織の道に入るきっかけとなった《秋霞》、100歳を目前にして若き日を回想した《野の果てⅡ》、次世代へのメッセージを託した石牟礼道子原作の新作能「沖宮(おきみや)」の衣裳などを展示し、彼女の足跡を辿ります。
あわせて、ふくみを染織の道に導いた母・小野豊(おのとよ 1895-1984)と民藝精神や、ふくみの芸術精神を育んだ夭折の画家である兄・小野元衞(おのもとえ 1919-47)にも焦点を当てます。

前期:11月21日~12月15日
後期:12月17日~2025年1月19日

Event Information

展覧会名
特別展
志村ふくみ100歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―
開催期間
2024年11月21日~2025年1月19日
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
※金曜日は19:00まで開館(入館は18:30まで)
休館日
月曜日 (祝・休日の場合は翌平日)
年末年始:12月29日~31日
※新年は1月1日から開館
入館料

一般1,500円、大学生・高校生 1,000円、中学生以下無料
※同会期中のリピーターは500円引き(一般、大学生・高校生料金をお支払いの方のみ)
※20名様以上の団体は500円引き
※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方とその同伴者1名は無料
※お着物(和装)でご来館の方は300円引き
※ミュージアムパスポート5,500円
※オークラ東京とのセット鑑賞券(ランチセット6,000円、茶菓セット3,100円)
※割引併用不可

公式サイト
https://www.shukokan.org/
お問い合わせ

03-5575-5711

Venue Information

会場
大倉集古館
主催
公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館