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浜田知明 アイロニーとユーモア

浜田知明(1917-2018年)は戦後日本を代表する版画家、彫刻家です。自身の過酷な戦争体験をもとにした『初年兵哀歌』シリーズによって一躍注目を集めますが、次第に社会のみならず、人間、自分自身へとモティーフの対象を広げてゆき、多岐にわたった版画を発表しました。時代に向きあいながら痛烈な皮肉とユーモアの精神で捉えあげた表現は国内外で高く評価され、わが国の現代版画に多大な影響を及ぼします。1983年以降彫刻を手掛けるようになり、2000年を最後に版画制作から離れてゆきますが、晩年にいたるまでその創作意欲は衰えませんでした。
2002年に『初年兵哀歌』シリーズをはじめとした、1950年代から1980年代までの浜田知明の版画56点が茅ヶ崎市美術館に寄贈されました。本展は同版画コレクションを大規模に紹介する初の機会です。さらに、神奈川県立近代美術館より特別に借りた、ヨーロッパ滞在をもとに制作された作品、1990年以降の作品をあわせて展示し、創作の軌跡をたどります。

Event Information

展覧会名
浜田知明 アイロニーとユーモア
開催期間
2021年12月11日~2022年2月6日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし、1月10日は開館)
年末年始:12月29日~1月3日, 1月11日
入館料

一般 700円(600円)大学生 500円(400円)市内在住65歳以上 350円(250円)、高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
※( )内は20名以上の団体料金

公式サイト
https://www.chigasaki-museum.jp/
お問い合わせ

0467-88-1177

Venue Information

会場
茅ヶ崎市美術館 展示室1・2
主催
公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団