これから開催

武士の姿・武士の魂

重要文化財《黄瀬川陣》安田靫彦、昭和15/16年(1940/41)、東京国立近代美術館蔵【後期展示】

《吉野山合戦》小山栄達、大正~昭和初期・20世紀 (株)喫茶サンキュー蔵【前期展示】

《一の谷合戦絵巻》江戸時代・18世紀、大倉集古館蔵【巻替えあり】

《鷹図》(12幅のうち)曽我二直庵、江戸時代・17世紀、個人蔵【場面替えあり】

平安時代後期、武士が歴史の舞台に上り、後に国を支配するにいたると、絵画には武士の姿が描かれるようになります。戦の様子を描く合戦図、武士の姿を描く武人肖像画などとともに、武力や権力を象徴するモチーフなども描かれるようになりました。

本展覧会の第1章では、大倉集古館所蔵品の中でも異彩を放つ前田青邨《洞窟の頼朝》を筆頭に、江戸時代から昭和にかけて、武士の姿を描いた作品と、霊威をもち武士の魂として大切にされてきた刀剣を展示し、時代ごとの表現を紹介します。

第2章では、鷹狩に使用され、武力や権力の象徴であり、威信財でもある鷹を描いた作品を取り上げ、鷹図が武士の表象としてどのように描かれ、荘厳され、利用されたかを探ります。当館所蔵品を中心に様々な武威の表現を紹介します。

前期:1月28日~2月24日
後期:2月26日~3月23日

Event Information

展覧会名
武士の姿・武士の魂
開催期間
2025年1月28日~3月23日
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
※金曜日は19:00まで開館(入館は18:30まで)
休館日
月曜日 (休日の場合は翌火曜日)
入館料

一般1,000円、大学生・高校生 800円、中学生以下無料
【割引併用不可】
障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方とその同伴者1名は無料
※同会期中のリピーターは500円引き(一般、大学生・高校生料金お支払いの方のみ)
※20名以上の団体は500円引き
※着物(和装)でご来館の方は300円引き
※ミュージアムパスポート5,500円
※オークラ東京とのセット鑑賞券:ランチセット6,000円、茶菓セット3,100円

公式サイト
https://www.shukokan.org/
お問い合わせ

03-5575-5711

Venue Information

会場
大倉集古館
主催
公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館