開催中

DIC川村記念美術館 1990–2025 作品、建築、自然

101室 印象派からエコール・ド・パリへ

102室 レンブラント・ファン・レイン
撮影:渡邉修

ロスコ・ルームへと続く廊下
撮影:高橋マナミ

200室
撮影:高橋マナミ

木漏れ日が差す廊下
撮影:高橋マナミ

ムーア彫刻と広場 
撮影:高橋マナミ

DIC川村記念美術館は1990年に千葉県佐倉市の緑豊かな北総台地に開館し、34年にわたり、移ろう季節とともに活動を続けてきました。梅や桜の花がほころぶ頃、館内の全ての展示室を用いてコレクション展示を行います。

「環境・建物・作品の3つの要素の調和」は、美術館の理想の姿として設立時に示されたものですが、時とともに「作品、建築、自然」の三要素として再定義され、今現在まで指針としてきました。企画展やイベントの新鮮な魅力と比べ、変化の少ないコレクション展示は、ともすると注目されにくいものですが、三要素の融合が最も純粋な形で現れる場として、当館では開館以来何よりも大切にしてきました。個々の作品の存在を受け止め、鑑賞する個人との語らいが生まれるよう細部まで熟慮された建築は、それぞれ全く異なる意匠を持つ11の展示室を基本として設計されました。島々のように連なる展示室は、光の零れる窓のある廊下で結ばれます。屋外の自然を感じ、眼と心の休息を促すことで、次なる作品との出会いに気持ちを整えてくれるでしょう。

美術館の建築は作品と自然を媒介し、訪れる人を迎える箱です。30年以上におよぶ活動の中で多層の「出会い」の場を生み出してきました。この機会に私たちも基本に立ち返り、美術館と対話をしながら、約180点のコレクション作品を展示いたします。

(プレスリリースより)

※会期中に4点展示替えがあります
前期:2月8日(土)-3月2日(日)
後期:3月4日(火)-3月31日(月)

Event Information

展覧会名
DIC川村記念美術館 1990–2025 作品、建築、自然
開催期間
2025年2月8日~3月31日
開館時間
09:30~17:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日 (ただし2月24日、3月31日は開館)、2月25日(火)
入館料

一般 1,800円 、 学生・65歳以上 1,600円 、高校生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名 無料

公式サイト
https://kawamura-museum.dic.co.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
DIC川村記念美術館
主催
DIC株式会社