これから開催

特集展示「ほとけに随侍するもの」

三十三応現身立像 梵王身 室町時代 明徳5(1394)年頃

今回の特集展示では、脇侍や眷属(部下・仲間)など、主尊に随侍するものをテーマとしています。観音が衆生を導くため33の姿に変化した応現身の像として、いずれも福島県会津の寺に伝来した当館の梵王身像(法用寺旧蔵)と、早稲田大学會津八一記念博物館所蔵(如法寺旧蔵)の6軀を紹介します。

脇侍や眷属を描く例としては、准胝観音像や俱利伽羅不動明王像などを展示します。また仏涅槃図や日吉山王十禅師曼荼羅図の中には、ほとけにしたがう一員としての、さまざまな動物の姿も見出すことができるでしょう。
時にユニークなポーズを見せ、時に感情を露わにする彼らは、人間が共感できる魅力にあふれています。
ほとけの傍らにいる愛すべきものたちに親しんでいただければと思います。

また、空海請来本を参考に制作された両界曼荼羅を特別展示いたします。
諸尊を彩色と切金で細密に描いた2メートルを越える両界曼荼羅の世界に触れてください。

Event Information

展覧会名
特集展示「ほとけに随侍するもの」
開催期間
2025年4月23日~8月31日
開館時間
10:00~17:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日, 火曜日
入館料

無料

公式サイト
https://www.hanzomonmuseum.jp
お問い合わせ

03-3263-1752

Venue Information