これから開催
財団創立85周年記念特別展
国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図 光琳・応挙・其一をめぐる3章
現在、根津美術館が所蔵する国宝・重要文化財あわせて100件のうち、日本近世の絵画は3件のみ。尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」と、円山応挙「藤花図屏風」、鈴木其一「夏秋渓流図屏風」の2点の重要文化財です
。いずれも6曲1双の金屏風であり、全コレクションにおいて、文字どおり輝きを放っています。同時に、これらの屏風は、制作された時代や場所を違えながら、相互に画風的なつながりも有しています。ともに無背景の総金地に草花や花木を描く光琳と応挙。また其一の作品は、律動的なモチーフの配置の点で光琳の、写実性を備えた描写の点で応挙の影響が見て取れます。
本展は、こうした3件の屏風を中心に据えた3章構成で紹介。各々の真価を際立たせる、あるいはその魅力をさらに高める作品ととりあわせて展示します。
Event Information
- 展覧会名
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財団創立85周年記念特別展
国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図 光琳・応挙・其一をめぐる3章
- 開催期間
- 2025年4月12日~5月11日
- 開館時間
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10:00~17:00
※ただし、5月5日~11日は19:00まで開館
(入館はいずれも閉館30分前まで)
- 休館日
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月曜日 (ただし4月28日、5月5日、6日は開館)、5月7日(水)
- 入館料
【オンライン日時指定予約】
一般1500円、学生1200円
*障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 根津美術館