これから開催

写大ギャラリー50周年記念展 Ⅰ

細江英公追悼写真展「写真への愛と尊敬」

「薔薇刑 #32」 1961年

「胡蝶の夢 舞踏家・大野一雄」 1997年

2024年9月16日に91歳で逝去された写真家、細江英公(ほそええいこう、1933−2024)を追悼する写真展を開催します。

細江は、1974年に東京写真短期大学(現東京工芸大学)の教授に着任し、2003年までの29年間教鞭をとり、多くの卒業生を輩出しました。写大ギャラリーは、1975年に細江の発案によって、日本初のオリジナルプリントを収蔵、展示を行う常設施設として設立されました。本年、設立50周年を迎え、1万2千点を超える作品を収蔵する写大ギャラリーですが、設立から定年退職するまでの30年近くは、細江が中心となり運営を行ってきました。細江の強固な意志と多大なる尽力がなければ、今の姿はありません。

本展タイトルの「写真への愛と尊敬」は、細江が大学教授として、学生にたびたび口にしていた言葉です。「写真に対して真摯に愛と尊敬を持っていれば自ずと行動が決まる。そうすれば写真によって人生をより良い方向に切り開ける。」細江と時間を共にした当時の学生にとっては、強く記憶に残る言葉です。これまでの活動の資料や記念写真、そして写大ギャラリー・コレクションから代表作を展示します。

写真家としてはもとより細江英公の幅広い活動を改めて紹介します。

Event Information

展覧会名
写大ギャラリー50周年記念展 Ⅰ
細江英公追悼写真展「写真への愛と尊敬」
開催期間
2025年4月7日~6月7日
開館時間
10:00~19:00
休館日
木曜日, 日曜日, 祝日
入館料

無料

公式サイト
http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/
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Venue Information

会場
写大ギャラリー
主催
東京工芸大学芸術学部