これから開催
被爆80年企画展 ヒロシマ1945
第2次世界大戦末期の1945年8月6日午前8時15分、米軍が人類史上初めて、都市の上空に原子爆弾を投下しました。あの日広島が、3日後に長崎がただ一発の爆弾によって焦土と化しました。その頃、自ら被爆しながら、あるいは壊滅した街と苦しむ市民の姿に衝撃を受けながら、カメラを手に原子野を歩いた者たちがいました。
広島では45年末までに推計で14万人が犠牲になったと言われています。あれから80年を数える現在、世界は9カ国が保有する約1万2千発もの核兵器に脅かされ続けています。そのことへの危機感は、2024年に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へノーベル平和賞が授与されたことでも世界に示されました。各地で戦争がやまない今こそ、克明な惨禍の記録を、被爆者の「決して繰り返させてはならない」という訴えとともに広く共有しなければなりません。
このたび、被爆80年企画展として広島市民、報道機関のカメラマン、写真家たちが撮影した広島の原爆記録写真と映像を公開します。それら資料の所蔵や保存・活用に深く携わってきた報道機関が連携しての展覧会は初めての試みです。
Event Information
- 展覧会名
- 被爆80年企画展 ヒロシマ1945
- 開催期間
- 2025年5月31日~8月17日
- 開館時間
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10:00~18:00
(木・金曜日は20:00まで、図書室を除く)
※入館は閉館時間の30分前まで
- 休館日
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月曜日 (月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
- 入館料
一般 800(640)円/大学生以下無料 /65歳以上 500(400)円*( )は有料入場者20名以上の団体、当館映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引料金 *各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料。*各種割引の併用はできません。 *本展はオンラインによる日時指定チケットが購入できます。
- 公式サイト
- https://topmuseum.jp/
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 東京都写真美術館
- 主催
- 中国新聞社 朝日新聞社 毎日新聞社 中国放送 共同通信社