これから開催
モネ没後100年
クロード・モネ -風景への問いかけ
印象派の画家、クロード・モネ(1840–1926)は、自然光の美しさに魅了されて表現方法を探求し、新しい時代の世界観と詩情の織りなす革新的な風景画を創造しました。
本展では、ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど、モネの創作を語る上で重要な場所と時代から、画業の発展を丹念にたどります。また、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などの表現との関わりから、モネの創作の背景や動機を読み解きます。さらに、現代の映像作家アンジュ・レッチアによるモネへのオマージュとして制作された没入型の映像作品も展示します。
オルセー美術館が誇るモネの作品40点以上を含む約90点に、アーティゾン美術館をはじめとする国内の美術館や個人所蔵の作品を加えた、約140点を通して、風景画家としてのモネの魅力に迫ります。
Event Information
- 展覧会名
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モネ没後100年
クロード・モネ -風景への問いかけ
- 開催期間
- 2026年2月7日~5月24日
- 開館時間
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10:00~18:00
(3月20日を除く金曜日は20:00まで)
*入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 2月16日、3月16日、4月13日、5月11日
- 入館料
日時指定予約制(2026年1月7日[水]ウェブ予約開始)
ウェブ予約チケット2,100円、窓口販売チケット2,500円、学生無料(要ウェブ予約)
アーティゾン美術館ウェブサイトよりご来館前にウェブ予約チケットのご購入をおすすめいたします。
空きがあれば当日でもご購入いただけます。
*その他の各種チケット情報はスペシャルサイトに掲載予定です。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の「カタリウム」展もご覧いただけます。
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- アーティゾン美術館
- 主催
- 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、オルセー美術館、日本経済新聞社、NHK
- 同時開催
■カタリウム(4階展示室)
タイトルの「カタリウム」とは、「語り」と、空間を表す「リウム (-arium)」でつくったことばで、展覧会は語りの場をテーマとしています。
江戸時代の大名家で制作されたと考えられる屛風や、明治・大正期に神話をテーマにえがいた油彩画と日本画、そして、ベン・シャーンの版画集も。また、因陀羅の《禅機図断簡》や《鳥獣戯画断簡》など、かつて巻物としてひとつの作品だった仲間の断簡も揃います。様々な時代とジャンルによる賑やかな語りの場をお楽しみください。